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★本日のメイン

札幌11R
エルムステークス
◎05.オーソリティ
○03.ペプチドナイル
▲10.カフジオクタゴン
△04.ワールドタキオン
△06.セキフウ
△08.ロッシュローブ

土曜日も不良馬場だった札幌ダートですが、日曜日もまた雨に見舞われるそうで。間違いなく不良馬場が継続されるはずでしょう。ある程度前に行かないと勝負にならないかも。
1分43秒フラットぐらい走って、OPクラス相手に圧勝していたペプチドナイルですが、レコードとは言わずとも1分41秒台の決着になるとまた不安は出てきます。前脚をガツガツ叩きつける、良馬場向きのタイプにも思えますからね。

今回のメンバーで特に目を惹いたのは、オーソリティの出走。
JCで戦えて、ドバイまで挑戦しに行った馬なのに、初ダートに挑戦する舞台がまさかの札幌ダート1700m。
本腰据えて出るなら東京ダ2100mとか阪神ダ2000m辺りにすべきと感じるものの、まあローテーションの都合なのでしょう。あまりダート挑戦に乗り気ではないのかも。
しかしそれにしても、追いきりの動きや推進力のレベルは一枚二枚違いましたね。G1級の骨格とセンスで走らせると、一歩で進む力がこんなに違うかと思いました。
オルフェーヴル産駒で芝重賞を勝ちそびれるタイプはみんなダートに向かうべき、芝→ダートの重賞レベルでの相互交流ももう少し増えるべきと個人的に思うので、こういったタイミングで激走するシーンがあってもいいのでは…とは感じます。

ペプチドナイルは、前走2番手3番手追走だった相手が弱すぎ。弱すぎと言うと語弊があるかもしれませんが、体調不十分の馬でした。
今回はタイセイサムソンとワールドタキオン辺りがテン争いの相手のよう。そこまでレベルが変わったようには思えませんし、2頭ともにダート1700m高レベル戦で強い馬かというと…。時計が速くなったとて、対応する可能性は大いにあるでしょう。
これまで重賞勝ちの実績がない富田暁騎手に、どれだけ不安があるかですが。

そしてカフジオクタゴンは、出来れば混戦差し展開になった方がベターですが、1800〜2000mで追走はできて見せ場を作れても詰めの甘さが続いた馬。
超巨漢の持久力タイプですし、1700mが得意であってもおかしくないかと。追い切りも結構動いていた方です。

大沼SやマリーンSで、ペプチドナイルに大敗を食らった馬は、脚抜きの良い馬場でペプチドナイル相手に格差を詰めていけるかの材料が必要。
そんな馬いますかね?不良馬場で外枠すぎるのもどうかと思うんですが…。

新潟11R
レパードステークス
◎11.ルクスフロンティア
○02.ソッコータルマカ
▲13.エクロジャイト
△14.クールミラボー
△06.オメガギネス

例年に比べて2勝クラスを突破してきた馬が少なく、G1帰りの馬もいないと。
例年に比べてだいぶレベルの低い年だと思うので、1勝クラスを勝ってきた直後の馬でも足りるはず。
相変わらず新潟は35℃を超える猛暑日が続いていますし、夏場にバリバリ動ける馬がどれなのかちゃんとチェックしましょう。
3勝クラスやオープン・重賞を経験した強みより、春先から夏場に連戦した影響で疲れが残ってしまう可能性の方が高いので。今回放牧帰りじゃない2頭は、追い切りを見ているとだいぶ出来が悪そうですし…。

ルクスフロンティアとソッコータルマカがかなり気になりました。
追い切りで相当動いていた2頭ですね。あとは当日のパドックさえまともなら。
ピークの能力があまりに低いという馬は実際混じっていませんが、当日の出来がグダグダという馬は半数以上いるはずです。タフネスが要求される場面でのもう一押しで、出来の差が出る環境だと思うので。

エクロジャイトは唯一のOP勝ち。鳳雛Sのレースレベルは決して高くはないですが、フットワークの伸びやかさ、ストロークの質の高さは確かにあります。今回も単騎逃げの可能性を全く否定できないので…。
クールミラボー、オメガギネスはスタートに課題があるだけに、もうちょっと前の組が崩れれば。追い切り自体は良かったと思いますが。








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