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新潟11R アイビスサマーダッシュ  内枠に入った馬が外へ行かずに内ラチ沿いを走るスタイル。最近の千直戦のトレンドと称しても過言ではないだろう。現にアイビスSDでも2年連続内ラチ沿いに寄せて走る馬がいて、昨年は5着、一昨年は3着と善戦している。  ラチ沿いに寄せて走る形は、各馬にとってプラスに働きやすいという認識でいいと思う。だが、アイビスSDが開幕週の1R目に施行されるならまだしも、開幕週2日目の11Rに施行されるので外と比べると内は”絶好の馬場”ではない。外に寄せる形が”10”だとすると、内に寄せる形は”9”。こう捉えるべきだろう。  さて、今年のアイビスSDは外枠に千直実績のある馬が多く入った。ステップレースである韋駄天S2着のファイアダンサー、昨年2着のシンシティ、昨年4着のレジェーロが8枠。7枠にもスティクス、マウンテンムスメがおり、順当にいけば7〜8枠が上位を占めそうな感じだ。  外枠勢の序列は正直つけがたいが、スタートセンスに定評のあるPシンシティが一歩リードかも?というのが個人的な評価。  内枠勢も千直戦で好成績を残している馬が多い。だが、スワーヴシャルルやオールアットワンスのように、「外枠を引いたから好走できた」と捉えた方が良い馬もいる。なので、昨年D番枠から3着に突っ込んできたロードベイリーフ以外は高い評価をつけがたい。  中枠勢ではGライオンボスとHサトノファビュラスに注目している。前者は得意の千直戦でも2桁着順続きだが、すべて57.5s以上を背負ってのもの。今回は2年前のアイビスSD2着時と同斤量の57s。多少の衰えはあるとはいえ、適性の高さで誤魔化せるのではないかとみる。  サトノファビュラスの前走福島TVOPは、チークピースを着けたことで集中力が増されているように感じた。レース自体も差し優勢状況のなか逃げて5着だから悲観するほどではない。スタートさえ決まれば圏内に残せる余地はあると思う。 ◎Pシンシティ 注Oファイアダンサー 注Qレジェーロ 注Lヴァカボンド 注Mスティクス 注Nマウンテンムスメ △Gライオンボス △Hサトノファビュラス △Bロードベイリーフ



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