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中京11R 中京記念  例にもよって大混戦模様のハンデ重賞。ヴィクトリアMで4着だったディヴィーナと、この舞台で強い勝ち方をしているルージュスティリアの牝馬2頭に人気が集まりそう。両者とも調教系の指数が伸びていて状態面は申し分ない。ただ絶対的な信頼がおけるかと言われると?マークが付く。となるとオッズ的妙味は低い。  ということで、実力的にも通用しそうかつ、オッズ的にも妥当なヴァリアメンテを狙ってみたい。「ハマった時の末脚」が優れている同馬。ストークSで記録した上がりタイム32秒9がそれの最たる例だろう。小倉で行われた昨年の中京記念は、後方から懸命に追い込んだが5着。加速局面でややモタついていたので、あれは”ハマった”のうちに入らない。 「ハマらずにして5着なのだからハマれば勝てていた」  と言ってしまうと予想を書く人間としては失格だが、ヴァリアメンテの本来の末脚ではなかったことは確か。「持続力」よりも「瞬発力」に長けるという視点から見ると、同馬は小倉よりも中京の方が合うので、今回は”ハマる”確率が高いとみている。  ”チャンピオンヒルズ×中内田厩舎”はセリフォスやアートハウス、直近の重賞ではビッグリボンがマーメイドSを勝っているように、目が離せないコンビ。そういった人間的要素の後押しもあるヴァリアメンテ。約11か月ぶりの実戦でもこのオッズなら狙ってみる価値はあると思う。  先述の牝馬2頭は状態の良いという観点からすると外せない存在。ここは厚めに購入するとして、問題は他。正直どちらに転ぶか分からない馬が大半を占めているので、変に絞り込まない方が良さそう。  したがって、評価としては以下の通りになった。 ◎@ヴァリアメンテ ○Jディヴィーナ ▲Oルージュスティリア



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