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★本日のメイン

札幌11R
TVh賞
◎04.ブライトオンベイス
○13.エクセトラ
▲02.モンファボリ
△10.ラキエータ
△03.ブルースピリット

函館3勝クラスのレース内容を追っていると、ブルースピリットやカフジテトラゴン、ドロップオブライト辺りはそこそこいい集中力を見せていますし、アップリバーもそれなりに良く見えるのですが…。
ちょっと一歩引いて視野を広げて考えると、レベルの高い3歳馬があまり合流して来なかった函館開催だったと思うんですよね。そうなると、1年通して勝ちそびれた3勝クラス頭打ちの馬だらけの番組が多かった開催だったのではないかと思っています。
折り返しの2回函館はやっぱり時計が掛かっていましたし、滞在調整を続けている馬は馬体の面からしてもそこまでレベルは高くないのでは?と思ってしまいますね。
となれば、札幌の開幕週でパンパンの良馬場。おそらく絶好の時計が出る状況でしょうし、北海道3戦目の使い詰めの馬に上がり目があるとはあまり思えないので、極端に速いスピード競馬に対応できるような気がしません。そもそも上記に挙げた馬たちは、北海道にくるまで大したことのない成績の馬ばかりだったはず。
札幌の開幕週に向けて調整してきた馬と、出来の差がかなり出る状況ではないか?と思います。

ブライトオンベイスは明らかにスピードが勝ったレースぶりで、おそらくマイルですら長いはず。前走は内が有利な状況なのに、よりによって東京芝1800m17頭立ての大外枠でした。スタート一歩目も外枠の馬がイマイチで、だいぶ脚を使わされた逃げになってしまいました。条件不利なうえ、さらに流れも悪すぎ。これで消耗戦ラップ向きの短距離馬が、1秒以上大敗しなかったのは大したことだと思いませんか?
中間は早くから函館入りしていて、除外でも食らったのか出る機会をちょっと失いズレ込んだのか、結局出走を札幌の開幕週に合わせる形になりました。履歴のこともあって人気は甘めですが、ダッシュのいいタイプで開幕週の内枠。これは見直せる条件だと思います。
エクセトラはあんまり芝1200mに出てほしくはないものの、地力は高いです。外々に振られる競馬になると思いますが、それでもフレッシュな強みで。
モンファボリは洋芝大歓迎なのですが、よっぽどいい状態でなければ函館は積極的に出さない方で、調整がズレたらズレたで札幌からと切り替えていますし、勝負所でバラけやすいのは実際札幌芝1200mの方。まともならそれなりに格好はつけるはず。


中京11R
豊明ステークス
◎02.ワンスカイ
○14.ラクスパラディー
▲06.オールイズウェル
△04.タガノベガ
△05.トーホウディアス

今年の夏中京は、意外と雨に祟られた開催が少なかったようで、芝が痛めつけられていません。先週もだいぶ速い時計が出ていましたし、とにかく前が残ります。
まだまだ3歳馬の合流が少なく、3勝クラスで煮詰まっていたメンバーが集まっていますし、強烈にトラックバイアスが効いた結果になるのではないかと睨んでいます。
3歳馬が強ければ、それはそれで宜しいことだと思うんですが、ダルエスサラームもペースセッティングも脆い部分があり、負かすだけなら簡単なタイプに見えるので、人気になるなら悩むところです。

ワンスカイは一時のスランプから脱して、だいぶ良くなっているのではないでしょうか?
この馬は500kg以上の馬体重になってから、正確に言うと2勝クラスを勝った直後ぐらいからムクムクに太り始めて、背中とお腹が下に垂れた状態でパドックを歩く時期が続き、モロに大不振に陥ります。
追い込みの競馬に徹してやっと板についてきた、という向きもあるかもしれませんが、単純に絞れた・背中が張って歩けるようになってきたことでスランプを脱しつつある状態だと感じました。
前走は1分19秒台の超高速決着で、内を通ってロスせず先行できた馬同士で決まったレース。大敗続きでしたし、あんまりやる気がなかった追走にも見えましたが、石橋脩騎手もここまで伸びてくるとは思っていなかったのでは。今回も超人気薄かもしれませんが、結構期待している1頭。
オールイズウェルは1400mは初ですが、直線の長い中京芝1400mなら向いているような…。鞍上が替わることには結構期待しています。この馬、雨が本当にダメなだけだと思うんですよね。超速い馬場での好走歴もありますし。

福島11R
TUF杯
◎13.セイルオンセイラー
○05.カズプレスト
▲02.メンアットワーク
△12.レイニーデイ

キャリックアリードはとにかく体型がおかしい馬で、まあ体質も弱いのでしょう、続けて使うことがなかなかできません。前走、どう考えても勝てるぐらい、近走比較では能力差があった番組をちゃんと選んだのに、あれで負けたあたり、ここぐらいのクラスが頭打ちなのかも…という不安を感じます。これで最内枠、ハコ内待機は間違いない隊列。
だいぶトモの弱い馬なので、本来根性を見せて割って出てくるほどの凄い脚は見せないと踏んでいるので、戦いに行ける場面ではないかと見ているのですが。

セイルオンセイラーはここ福島ダート1700mを勝った4走前が強かった馬。控える競馬も妙にいまいち、逃げた前走は距離が長すぎた上に展開がかなりやばい流れだったので、巻き返せる場面はあるはずと見ていました。今回はカズプレスト、キャリックアリードが行く気なければ、単騎逃げ確定では?隣の馬も怖いですが…。
カズプレストは前走も評価しましたがやはりよい条件ですね。ここも砂を被らない位置、揉まれない隊列で運びたい所。
メンアットワークは頭打ちになると急に不振にハマりましたが、馬体センスの高さは感じる馬。立ち直ればすぐ。







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