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東京11R 日本ダービー
◎Dソールオリエンス
「まさかここまでとはな…」との感想を抱いた前走の皐月賞。いくら外差し有利状況だったとはいえ、4コーナー17番手から差し切るのは容易ではない。それだけこの馬の末脚が異次元だということだ。
懸念点があるとするならば、前走時にエッグハミからリングハミに変えたが、操縦性という面では特に変化が無かったことだ。左回りに替わるかつ,、広い東京コースなので、手前の切り替え時に外に吹っ飛ぶ可能性は低いとみているが、決して盤石ではない。その認識で捉えている。
○Mファントムシーフ
ソールオリエンスもそうだったが、皐月賞のパドックを観て「次(ダービー)を見越した仕上げだな」と感じた馬。その状態かつ落鉄しながら3着に食い込めるのだから、能力は世代でトップクラスとみていいだろう。騎手が替わる点は正直プラスにはならないと思っているが、そこを差し引いたとしても勝てる可能性はあると思う。
▲Kタスティエーラ
素質というキーワードに落とし込むと、ソールオリエンスやファントムシーフにも引けを取らない同馬。皐月賞は外差し有利のバイアス下で、先行して2着に残ったのだからポテンシャルはなかなかのもの。
ノドの問題であったり、近2走で仕上げ過ぎ感があるので上積みという面が微妙だが、前走並みのデキを維持しているならば、ここでも主役候補と称してもいいだろう。
△Aスキルヴィング
ダービーは内枠が有利と言われているが、最内枠を引いた同馬にとって有利になるとは思えない。というのも、テンのスピードが遅いため、位置を確保できず、後ろからの競馬になることが濃厚だからだ。青葉賞はレースレベルとしては疑問が残る一戦だったので、それが故に後方からでも差し切れたという解釈をすれば、ダービーで同じ手が通用するとは思えない。ルメール騎手が巧く乗って2or3着になる。その認識で。
△Cトップナイフ
2歳の早い段階から活躍しているトップナイフは、完成度で見れば出走馬の中でトップではないだろうか。理想の競馬は前で運んで粘り込む形。それがやりやすい枠を引いたので、そこのアドバンテージで印を入れた。
△@ベラジオオペラ
早め早めの競馬が仇となった皐月賞。騎手が替わるのでどんな競馬をしてくるか?が予測不可能ではあるが、この枠を引いたので先行先抜けの形を取ってもらいたいところ。
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