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東京11R 京王杯SC
◎ゾンニッヒ
△ダノンスコーピオン、トゥラヴェスーラ、レッドモンレーヴ、ダディーズビビッド、アヴェラーレ
先週同様に今週も雨予報。雨量は読めないが、東京芝がパンパンの良馬場になることはなさそうだ。
この馬場を味方につけられそうなのが◎ゾンニッヒ。この馬は戦績からも、右回りかつ直線の短いコース向き。4走前に走った東京マイルでは好位から抜け出しかけたものの、直線では内にモタれていい脚を少しだけしか使えなかった。
ただ、1400mになると話は別。最後の直線の長さは変わらないものの、マイルよりは小回り向きの馬の好走も増える印象を受ける。ゾンニッヒ自身、筋肉質で重心の低い体形なので距離短縮は問題ないだろう。
放牧先であるチャンピオンヒルズからは4月25日に帰厩。ノーザンF育成馬は馬場が渋ると成績を落とす傾向が見られるが、チャンピオンH育成馬は馬場を問わずに走れる馬が集計上は多くいる。
今年は高松宮記念でのナムラクレアとファストフォースの激走が印象的で、先週の新潟大賞典ではカラテが優勝。チャンピオンヒルズ帰りは今年、稍重〜不良の芝重賞で【6118】だった。他ノーザンF馬が伸びあぐねるなか、ゾンニッヒは今回こそ最後まで脚を使えるとみます。
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ダノンスコーピオンは早めに入厩して1週前までにしっかり追われているので問題ないと思うが、ケイアイファーム千葉からの帰厩初戦ではまだ勝てていないのは気になる。もちろん、富士S3着は好内容だったので割り引く必要もないが。
レッドモンレーヴの前走は出遅れを考えれば評価できる内容。東京なら巻き返してきそうだ。あとは馬場状態を克服できるかと、蛯名正厩舎が重賞でどれだけの仕上げができるかがポイント。
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