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阪神10R 心斎橋S ◎アルナシーム 橋口厩舎×ノーザンFしがらき×芝は、アルナシームの活躍もあって22年からだと(3.3.1.9)と厩舎の水準以上の成績を残している。 前走は展開不向きで何もできず。加えて、最終追い切りのラスト1Fが普段より掛かっていたので体調も整っていなかったか。今回は短期ながらノーザンFしがらきへの放牧を挟んで調教内容も良化。いつもコースと坂路の併用調教だった馬が今回は坂路のみで調整されており、持ち前のスピードが更に磨かれていそうだ。この調整と瀬戸内海特別の内容から距離短縮もこなせるとみた。ピンかパーかの成績なので単勝で勝負。 +-+-+- 阪神11R 大阪杯 ◎スターズオンアース ○ジャックドール ▲ヒシイグアス △マリアエレーナ、ノースブリッジ、ダノンザキッド ◎は山元トレセン育成馬のスターズオンアース。オークス後は骨折、秋華賞後は繋靱帯炎と3歳時は順調さを欠いたものの、30日測定の馬体重は496キロで前走比24キロ増と成長。それでいて追い切りでの反応は抜群で、馬体を全く太く見せていない。放牧効果で古馬らしいパワーが備わったと判断でき、初の年長馬相手でも結果を残せるとみて中心視した。 この馬は桜花賞とオークスを勝っているものの、歩様とフットワークからは瞬発力特化型だとは思わない。阪神2000mでの持続力勝負も臨むところで、出遅れさえなければ中団より前で自在に立ち回れる。 高柳瑞厩舎が今年JRAで未勝利なのは気になるものの、昨年は本馬のほかにリバーラとトウシンマカオで阪神の重賞を優勝しており、関東馬不利のデータを覆せるとみた。また、今年3か月のマイナス分があっても高柳瑞厩舎の指数は104ポイントも出ている。好状態でレースに臨めるだろう。 +-+-+- ジャックドールの22年大阪杯は臨戦過程が厳しかった。”ゆとり”が大事な現代GTにおいて、金鯱賞をレコード勝ちしてからの中2週では疲れが抜け切らないのは普通のことだ。この中間は吉澤ステーブルWESTでリフレッシュ。昨年12月以来の実戦で余力充分といえる。心身ともに充実した状態で臨めれば、圧勝した金鯱賞ぐらいのパフォーマンスを出せていい。 +-+-+- ヒシイグアスは昨年の宝塚記念が優秀。しっかり攻められた中間の調整から中山記念を使っての上積みを感じられるので普通に上位評価。 近走不利続きのマリアエレーナ、厩舎指数130超えである奥村武厩舎所属のノースブリッジ、「安田隆厩舎の出世した馬は追いかけろ」の持論からダノンザキッドを相手に。



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