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阪神11R 大阪城S ◎エアファンディタ エアファンディタは間隔不問で走れるタイプ。前走は重賞、しかも実績のない2000mの距離だった。距離を縮めての外回り戦なら、この馬らしい瞬発力を見せられるはず。 +-+-+- 中山11R 報知杯弥生賞ディープインパクト記念 ◎グリューネグリーン △トップナイフ、ワンダイレクト、レヴォルタード、タスティエーラ グリューネグリーンから上位人気へという印。単勝と馬連が本線だが、3連複を買う余裕もありそう。 +-+-+- ◎グリューネグリーン グリューネグリーンは吉澤ステーブルEASTへの放牧がいい方向に影響していると考えられる。というのも、昨年の同馬は新馬戦以降ずっと在厩調整。ホープフルSは帰厩4走目にあたり、関西遠征だった京都2歳Sで激走した直後。GTで好走する体力は残っていなかったはずだ。馬名赤文字に該当しているように厩舎×育成牧場の相性は上々。放牧後の今回は疲れも癒えていることだろう。 相沢厩舎の管理馬は19年以降だけでもエメラルファイト、ビターエンダー、スライリー、ライラック、スピードオブライトが関東圏の3歳重賞で激走。GT勝ちこそ久しくないものの育成力は確かなので、グリューネグリーンも人気以上に走れると予想する。 +-+-+- △トップナイフ 中8週ながら在厩調整。JRDBのデータでは昨年9月に未勝利戦を勝ってからずっとトレセンに滞在している。 以前はこのような馬を「放牧効果がない」と切り捨てる予想もしたが、ノースブリッジ(奥村武)のような自厩舎で鍛えてパワーアップする例は今なお見られる。よって、最近は考えを改めた。在厩調整で結果を残している昆厩舎なら意図的な調整と考えられ、特に割り引く必要もないだろう。 トップナイフには走破時計や上がりタイムでは測れない強さがある。弥生賞前のタイトルホルダーやアスクビクターモアも今思えばそのような感じだった。ホープフルSは展開に恵まれたと思うが、結果として勝ちに等しい内容。同じく連戦だったグリューネグリーンは崩れたが、この馬は好走しているのだから大したものだ。他馬と同斤量なら当然力上位で、脚先が力強い走りゆえ小回りコースの内枠は得意。上位争いになる。 +-+-+- △ワンダイレクト 若駒Sの直線は抜け出してから一気に突き抜けるかと思えたが、外からマイネルラウレアの強襲にあった。勝ち馬が強かったか、この馬が抜け出してフワッとしたかは定かではないが、レース自体は好内容と評価できるものだった。 藤岡厩舎お馴染みのスピードと瞬発力に秀でた牝系で、本馬はそこにハービンジャーが加わったことで中距離に対応できている。ペース経験のなさは微妙だが、前走の反応を見る限りは中山コースにも対応できる。 +-+-+- △レヴォルタード 重賞で成績不振のノーザンF天栄×手塚厩舎だけに評価を迷った。印を回した理由は、パドックを見る限り水準以上の素質はありそうだから。芝中距離で内枠の横山武Jなら好位先行してくるだろうから押さえには。 △タスティエーラ 堀厩舎×NFしがらきは休み明けでこそ。タスティエーラは前走共同通信杯が買い時で、連戦、しかも中山に出走してくる今回は厩舎傾向からは強調できない。とはいえ前走はパドック点◎3.6が入ったように見映えする馬体の持ち主。IDM(能力指数)上位でもあるので5番手とした。



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