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東京11R 共同通信杯 ◎ファントムシーフ △タスティエーラ、ダノンザタイガー、レイベリング ファントムシーフはチャンピオンヒルズ育成馬。同牧場から帰厩して初戦の馬は、今年の芝で先週までに127頭が走って22勝、勝率17・3%、3着内率34・6%を記録。勝利数、勝率ともにノーザンFしがらき、天栄を上回っている。 前走は中山の最内枠で窮屈な競馬を強いられた。伸びやかなフットワークで走る馬なので小回りよりも大回り向き。東京1800mの中枠はぴったりだ。 +-+-+- 阪神11R 京都記念 ◎ドウデュース △プラダリア、エフフォーリア、マテンロウレオ、ウインマイティー ドウデュースを1、2着に置いた3連単フォーメーションで。 +-+-+- IDM(能力指数)では75のドウデュースが突出。セリフォスやイクイノックスに先着した国内GTでの走りが再現できれば勝ち負けになる。 エフフォーリアの近3走はIDM70程度だから一般的な重賞勝ち馬レベル。苦手?な関西でもGUなら上位争いになる。 ただ、キラーアビリティはもちろんのこと、マテンロウレオやウインマイティーもそう差はない。 +-+-+- ◎ドウデュース ドウデュースが栗東入りしたのは昨年12月26日。友道厩舎×NFしがらきらしく入念に乗り進められている。朝日杯FSとダービーを勝ち、弥生賞と皐月賞で敗れた戦績からは東京や阪神外回りがベター。宝塚記念が行われる阪神2200mの舞台は微妙だろう。しかし、この馬は後肢の繋が沈む馬で、瞬発力勝負やトップスピード勝負よりも持続力勝負の方が向いているとも思える。GU戦なら阪神内回りでも評価していい。 △プラダリア コメントにあるように、神戸新聞杯は帰厩後の調教本数が少なく仕上げ途上だった可能性がある。それが前走の日経新春杯では馬体を増やして成長も見てとれた。4角で大外を回すロスを考慮するとキングオブドラゴンには先着できていたはず。昨春の内容から使い込むことでパフォーマンスを上げてきそう。 △エフフォーリア 今回はブリンカーを外してきた。フォトパドックの写真が物議を醸した前走は、天皇賞秋やJCを使えずにレースを迎えるなど明らかに順調さを欠いていた。今回は中6週で使えること自体が好調の証。関西遠征でも買っていい。 △マテンロウレオ 帰厩して4走目。昨年のホープフルSでトップナイフ(帰厩5走目)が好走したように昆厩舎は在厩調整で仕上げられる厩舎力がある。 △ウインマイティー 有力馬よりも前、逃げ馬の後ろでうまくレースの流れに乗れそう。 +-+-+- キラーアビリティの前走は馬具変更の効果というよりは2000mへの距離短縮がうまくいったか。再び距離を延ばす今回は体力が心配。



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