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中山11R フェアリーS ◎ヒップホップソウル △ミシシッピテソーロ ◎単勝。オッズ次第で馬連ワイド フェアリーSのAGHIはノーザンF天栄帰り。騎手や厩舎から好走確率は高そうに思える。ただ、22年の8月以降、同牧場への放牧後にJRA重賞を勝ったのはイクイノックス(天皇賞・秋と有馬記念)だけ。成績が下降気味なので勝ち馬を探すなら他牧場育成馬に目を向けるべきだ。 ヒップホップソウルは山元トレーニングセンターの育成馬で、中5週と間隔があきすぎていないことに好感が持てる。手元のデータで木村厩舎×山元トレセンの組み合わせは22年だと本馬の2戦だけがヒット。21年は【0112】だったので、該当数は少ないものの好走率自体は優秀といえる。また、木村厩舎は東京ベターの成績だが開業以来フェアリーSを2勝。フラワーC勝ちやスプリングS勝ちもあるなど、実は3歳の中山重賞で”買える”厩舎だったりする。 本馬は2戦ともパドックで2人引きをされるなど精神面に危うさを抱えているものの、関東圏でのレースであれば問題はないか。課題だった発馬も前走で改善していたので、今回は3枠5番を生かしたレース運びができるとみた。 フェアリーSはGT出走経験がアテにならないレース。しかし、ミシシッピテソーロは阪神JFの5着馬で、前走のIDMは57と断トツで高い。GTでは本来の能力値以上の指数が出てしまうのは承知の上だが、後方から外を回ってこれだけの指数を出せていればフェアリーSでは勝負になる。



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