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中山11R 中山金杯 ◎ラーグルフ △マテンロウレオ、フェーングロッテン、アラタ、ウインキートス ラーグルフの近走は広いコースに良績が集中しているが、元々はホープフルSの3着馬。中山2000mの内枠は合うはずで、モーリス産駒らしい成長曲線で東京でも走れるようになったと判断する。前走がまあ鮮やかな勝ちっぷりだったので、好調さと中山適性が生きる中山金杯にはピッタリの存在。 マテンロウレオの前走は中日新聞杯。プログノーシスが後方から差し届かなかったのが印象的で、4角で内前にいた馬に有利な流れだった。マテンロウレオは鞍上がうまく導いた感が否めないので押さえまで。ただ、トップナイフと同じ連戦の昆厩舎なのでデキ落ちの心配は無用。特殊な正月開催では昆厩舎の調整力が生きるのでは。 残りは小回りコースに実績のある馬を。 +-+-+- 中京11R 京都金杯 ◎プレサージュリフト ○マテンロウオリオン △ベレヌス、アルサトワ、イルーシヴパンサー、ヴィクティファルス、エントシャイデン、ミッキーブリランテ 荒れそうなのでここは手広く。 昨年、ノーザンF天栄育成馬の放牧明けでのJRA重賞勝利は8レースだけ。20年が18勝、21年が28勝だったので22年はガクッと成績を落としたことになる。そのなかで奮闘したのが木村厩舎。天栄育成馬の重賞8勝のうち4勝が同厩舎によるもので、イクイノックスの天皇賞・秋と有馬記念、ジオグリフの皐月賞など大舞台での活躍が顕著だった。天栄育成馬全体の成績が戻るまでは、同牧場の馬は木村厩舎との組み合わせだけを狙う方がいいだろう。 プレサージュリフトの4走前クイーンCもノーザンF天栄からの放牧帰り。後の牝馬2冠馬スターズオンアースを差し切った豪脚は特筆に値するものだった。GTでは結果が伴わなかったもののオークスでは5着に善戦。長距離輸送が問題ないと仮定すると、左回り替わりでの前進が見込める。3日測定の馬体重は前走比24キロ増。放牧効果で以前よりもたくましくなっていて体質が強化されていそう。また、斤量54キロも他馬比較で有利に思える。展開次第にはなるものの力を出せる条件は揃った。 マテンロウオリオンは前走馬群内で力んで位置を下げるアクシデントが発生。中山金杯のマテンロウレオと同様に連戦でパフォーマンスを落とす厩舎ではないので、得意の左回りマイルで改めて。 イルーシヴパンサーは夏負けが長引いたようで臨戦過程は微妙も明らかに力上位。以下は京介式厩舎ランクの高いベレヌス(杉山晴)、アルサトワ(斉藤崇)、ヴィクティファルス(池添学)、エントシャイデンとミッキーブリランテ(矢作)まで。



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