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阪神10R 摩耶ステークス ◎10シダー ○6ドライゼ ▲3クロニクル △4モズマゾク ◎10シダー シダーは近2走が東京ダート2100mの上級条件。東京ダート2100mは牝馬には過酷な条件で、2020年からの3年間で行われた114レースで牝馬が勝ったのは2回だけ。1つは未勝利戦で、もうひとつは今年のスレイプニルS。ここを勝ったテリオスベルは今秋地方交流重賞Vと、東京ダート2100mの上級条件で好走できる牝馬はその体力を高く評価できます。 シダーの前走は完敗ではあったものの、追い込み馬が上位を占める展開をよく踏ん張っていました。3走前には同舞台で後のGT級勝ち馬(ヴァレーデラルナ)と接戦を演じていて、3着に負かしたジュディッタは既にオープン入り。メンバーレベルを高く評価できるので、今回は距離短縮と条件替わりでの前進が見込めます。12月に14勝と絶好調の松山騎手の手腕にも期待。 ○6ドライゼ 前走が余裕ある勝ちっぷり。昇級戦でもと思わせます。管理する須貝厩舎は芝ダートともフィーバー状態だけに、中8週と一息入った今回も仕上げにミスはないはずです。 ▲3クロニクル 田中克典厩舎×ダートは見つければ全部買っていいレベルにあり、安定感のあるクロニクルは軽視する理由がありません。 無印とした9プロミストウォリアは現役屈指の大トビ馬で器用さを欠くタイプ。今までどおり揉まれずすんなりと運べればいいのですが、昇級初戦かつ1番人気想定では信頼が置けません。 +-+-+- 阪神11R 阪神カップ ◎10ロータスランド ○16ルプリュフォール ▲14ダイアトニック ☆7バスラットレオン △1カイザーミノル、4トゥラヴェスーラ、18グレナディアガーズ 阪神カップは前走マイル組が強いレースで、ロータスランドは今回唯一の前走マイルCS組。中4週ながら中間にチャンピオンヒルズへの短期放牧を挟んでいます。今秋はセントウルSから始動予定だったところを、蹄の不安から大事を取ってスワンSから始動となりました。そのスワンSは4か月以上間隔があいたことで自己最高馬体重を記録するなど少々余裕残し。ゴール前で外にヨレたように万全な状態ではなかったと考えられます。そこから中2週のマイルCSではしっかりと上向き、直線で内から一旦先頭に立つも最後は距離の壁に阻まれた印象。ピッチ走法で走る馬なので本質的に距離と直線は短い方が望ましく、適距離への条件替わりで前進可能とみます。 12月に入ってからの阪神芝1400mでは「逃げ馬+上がり最速馬」という決着が目立つので、末脚に秀でたルプリュフォールと逃げ馬のバスラットレオンは外せません。1400m適性抜群のダイアトニックと合わせて次点に評価しました。



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