スタッフコラム一覧へ戻る




★本日のメイン

中山10R
中山大障害
◎08.ケンホファヴァルト
○05.ブラゾンダムール
▲07.マイネルレオーネ
△09.ニシノデイジー

オジュウチョウサンがとうとう引退、ラストレースということになりました。
2年前ぐらいから背中のラインの肉付きが怪しくなっていて、腰も全然ハマっていませんでしたが、持ち前の飛節のセンスでたまに復調し、本番の4000m級はやはり強さを見せていた馬です。ただ、それもさすがに続かなくなってきたということでしょう。追い切りでの後肢の捌きもかなり硬さを感じました。
高齢馬が気力を失って引退ということになるなら、平地や障害関係なく常識的には消しの一手だと思いますがどうでしょう。パドックでの馬体がいまさらムチムチになるわけないですからね。

魚沼Sで抜群に仕上がりが良かったケンホファヴァルトに期待します。スタミナ適性が非常に高いのは間違いのない所、重たい斤量を背負っても全く大崩れせず。小牧加矢太騎手の経験不足ぶりが出るかもしれませんが、現状の性能比べなら。
ブラゾンダムールも、溜めが効いて高い飛越ができる方、中山コースの長距離が非常に強いタイプ。背中が凹んでいる背ったれ体型ですが、それが改善しているように見えたら勝ちまであります。
マイネルレオーネは4走前、トラスト相手に同斤量で勝てている馬ですし、だいぶ非力に見えるんですが中山が得意なタイプ。スピード競馬が苦手過ぎるだけで、スタミナ勝負になれば。

ゼノヴァースは本当にトモが薄すぎてスピード性能頼み。こういうタイプこそ、ローカルのG3障害を転戦するローテーションにした方がいいタイプに思えるのですが。

中山11R
グレイトフルステークス
◎01.ヒシゲッコウ
○04.ディナースタ
▲11.ヴェローナシチー
△12.マリノアズラ
△13.シルブロン

ハンデはまあ、こんなところかな…と感じるぐらいです。
当日見比べないとよくわからない馬同士。菊花賞で大敗した3歳馬は、当日のパドックがイマイチ過ぎたようにも感じますが、調整過程からは一変してもおかしくないですし、はたまたキッカケなくダラッとバテる可能性もありそうな馬ですし、何とも難しい所。
ブリンカーを外してから、競馬ぶりが明らかにまともになってきた最内枠ヒシゲッコウは、高齢ですが期待はあります。もう少し走れるはず。

阪神11R
阪神カップ
◎07.バスラットレオン
○12.エントシャイデン
▲06.メイショウチタン
△10.ロータスランド
△16.ルプリュフォール
△17.トリプルエース

京都開催がない分阪神を酷使し、年末に2開催目。その最終週となったわけですが、見た目にはもう内側の芝が剥げてボロボロのように見えます。
ここで雨がちょっとでもあれば一気に外差し優勢に傾いたと思うんですが、どうも前に行く馬の有利が全然変わりません。
競馬界全体で、差し追い込みの脚質で活躍するタイプの活力がなくなってきた傾向もあるとは思いますが、直前の追い切りを見ても有力差し馬が良くなかったように見えましたし、今回も道中の動きがみられない、結構淡泊なレース展開になるのではないかと。

バスラットレオンは武蔵野Sでの追い切りもいいと思いましたが、今回も良さそうだと思いました。パドックは全然良く見せないタイプですが、復調気配ではないか、とは思いますね。下手に控えず、ここでも行き切れば。
また、同じ矢作厩舎のエントシャイデンも、結構良い造りに見えました。同厩舎が同じ脚質でかち合いますが、競り合うかどうかはわかりません。揉まれなければいいです。
矢作厩舎は海外帰り初戦の成績が他厩舎に比べても結構良さそうに思えますし、仕上げ上手の差が出ているのでは、とは思います。2頭ともに国内では無駄に斤量を背負い過ぎて苦労している馬だと思うので、57kgで出られる今回は、ある程度の狙い所なのでしょう。
メイショウチタンは、前走のパドックでかなり目を惹く仕上がりでしたし、完全に復調していないか?と見ています。この馬は溜めてももうちょい良さを殺さずに走れるはず。

グレナディアガーズは海外遠征でけちょんけちょんにされて帰ってきたわけですが、連覇できるような状態にはないと感じました。
ダイアトニックは、前走が条件ハマりすぎだったように思えるので、今回はそれほどでも…。







スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||