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東京12R ジャパンC ◎ヴェラアズール 近10年のジャパンCとダービーの勝ち馬20頭のうち、キタサンブラック以外の19頭はノーザンF系またはノースヒルズ系の育成馬だった。つまり、牡馬混合の東京2400mGTでは、この2つの育成かレジェンド級の名馬を上位に評価しましょうということになる。 また、近10年のジャパンCでは天皇賞秋からの連戦馬が6勝を記録。秋華賞組と京都大賞典組がそれぞれ2勝を挙げている。よって、今回のメンバーで放牧明けの馬を狙うなら、前走京都大賞典組かつノーザンFしがらき育成馬の一択。着差が生じにくい上がり勝負のレースで、後続に0秒4もの差をつけたヴェラアズールが一気にGTウィナーになると予想する。 ヴェラアズールは3歳3月にデビューして勝ち上がったのが6月の末。今年の初めまでダートを走っていたものの体質が強化されたことを機に芝路線にシフト。追えば追うほど伸びるように思える末脚を武器に、一気に重賞ウィナーとなった。逃げ想定のユニコーンライオンは、かつてのキセキや現在のパンサラッサなどHペースで飛ばす馬ではなく、高速決着にならなければテンの遅い本馬の好走確率はさらに高まる。



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