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阪神11Rエリザベス女王杯 キーワードは「脚力」と「ローテーション」 「脚力」はドスローではない状況で速い上がりを使えるか?と捉えたい。 ◎Fイズジョーノキセキ 2戦連続上がり最速をマークして勝利。前走に関してはスローではない条件下で33秒3のタイムを記録。5着に入った1年前からさらに「脚力」に磨きがかかっていて、牝馬同士のG1なら通用するとみる。 府中牝馬Sからエリザベス女王杯はここ数年の王道ローテ。特に、 「条件戦orOP特別を勝利→府中牝馬S→エリザベス女王杯」 このルートは昨年のアカイイトや一昨年のサラキア、2017年のクロコスミアも辿っているトレンドローテ。 同馬も垂水S勝利→府中牝馬S→ここなのでキーワードである「ローテーション」に関してもバッチリだ。 ○Cデアリングタクト オールカマーを使ってチャンピオンヒルズに短期放牧。余裕のないローテを刻んでいる3歳馬よりは優位に立てると思う。 上がりの速さがウリというより、長く脚を続かせる能力が長けている馬。3冠を取った時もすべてのレースでその能力を活かすことができていた。 前走オールカマーは6着に敗れてしまったが、これは内有利のバイアス下で外を通らざるを得なかったため仕方ないと評価していい。ただ、伸び脚の物足りなさは感じたので、今回は2番手評価とする。 注Bピンハイ 秋華賞組と同様に中3週での実戦。その前走が上がり勝負だったため、肉体的疲労は残っているかもしれない。ただ、少頭数かつストレスの掛からないレース内容だっただけに、精神的な面ではダメージを受けていないはず。 「脚力」はスターズオンアース、ナミュールに次ぐレベルと称しても何ら問題ないだろう。 △Qジェラルディーナ 毎回外厩に出ているとはいえ、コンスタントに走っている分、「フレッシュさ」はないか。ただ、充実期なのは確かなので相手には加えておきたい。 △Iスタニングローズ 「脚力」で勝負するタイプではなく、「巧さ」を活かすタイプ。秋華賞がまさに同馬の「巧さ」が最大限に発揮されたレースだった。 だが今回はキーワードである「脚力」と「ローテーション」に不安あり。秋3戦目なので、前走以上の走りを求めるのは酷か。 △Jナミュール 「脚力」は上がり指数1位が示している通り、ここでは最上位。だが問題は、キーワードの2つ目「ローテーション」だ。 これまで、間隔を詰めて走ったレースは阪神JF4着(中2週)、桜花賞10着(中4週)と、ともに着外。前走は仕上がりの良さが光っていただけに、あのデキをキープできているか?には疑問が残る。 ☆Lウインマリリン ☆Dマジカルラグーン ドシャ降りになれば。



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