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★本日のメイン

中京11R
ポートアイランドステークス
◎09．アルサトワ
○04．アドマイヤビルゴ
▲01．カイザーバローズ
△07．フォルコメン

前走大敗馬がやたらと多いばかりか、前走１着のシャイニーロックも、別に安定感あるタイプではありません。
今回の中京芝にピッタリハマれるかどうか、仕上がりで挽回できる状態にあるかどうかでしょう。

単純にこのメンバーなら期待はアルサトワ。
大阪城Sの内容がかなり良かったと思っていますし、新潟大賞典は意外とペースが厳しく、バテても仕方なかったかと。
今回は頭数も落ち着いていますし、絡んでくる馬は意外といません。
アドマイヤビルゴは追い切りで見た動きがなかなかのものでした。体格があまり良い方ではなく小柄なので、距離を縮めるのは歓迎のはず。
カイザーバローズは新潟大賞典で十分に仕上がっていたはずですが、チャレンジ精神があったにしても、新潟外回りで早捲りはバテてしまっても仕方なし。あの馬体なら巻き返すはずです。

中山11R
スプリンターズステークス
◎02．ジャンダルム
○06．ナランフレグ
▲01．テイエムスパーダ
△03．メイショウミモザ
△04．ダイアトニック
△09．ナムラクレア

土日ともに快晴が続き、そこまで強烈に蒸し暑いわけでもないという、競走馬にとっても馬場にとっても非常に良好なシチュエーション。
発汗で終わるような馬が何頭も出てくるようなムードではなさそうですし、ひとまずパドック環境はいいはず。
喜ぶべき状況であると同時に、あまりにも馬場が速くなりすぎる可能性もあるので、経過は十分に注意しておきたいところです。

また、今年の出走メンバーを見渡すと…。
前走１着馬が２頭だけしかいないというのは、なかなかに寂しい印象です。重賞タイトルもやっと一つぐらいで精一杯、２つ目は果たして？という馬も多数。この夏に大敗を喫した馬が半数近く。そこまでレベルの高い年ではないかもしれませんね。
また、同時に注意すべきは騎手の並びかもしれません。
本当にたまたまですが、池添謙一騎手、福永祐一騎手まで含めて、中山芝1200mでの単純な連対率が低い騎手ばかり。
中山に若干ピントが合っていなさそうな馬でも、この騎手に任せれば安心…。とはどれも言えなさそうな履歴の騎手だらけですね。
こういうタイミングでは、枠やレース展開を結構シビアに見定めないといけません。馬の能力以外の部分で、プラスになりうる補助が少ないと考えるべきです。
過去に引き出されたピークの能力順・序列から比べると、大きく反するような「環境に左右された結果」となる可能性が高そうですね。

なので、基本的には馬の能力を信用せず、内枠を引いた馬の運の強さに期待。
追い切りも多少は重視しての判断ですが、今年の３月オーシャンSでのワンツー、ナランフレグとジャンダルムに注目します。
ナランフレグは時計が速すぎる馬場＆右回りの不安はもちろんありますが、追い切りは相当良い動きに見えました。
能力の差で考えると、今年のメンバーなら十分上位に食い込めるレベルのはずで、それで馬群を割って出てこれる強み、坂を全く苦にしない強みがあるなら。
ジャンダルムはかなり期待の大きい一頭。
２走前の高松宮記念は、展開・位置取りと、左回り苦手な分。しかも0.4秒差です。前走は内が有利な馬場で大外8枠、しかも58kgです。
今回は追い切りも抜群に動いていましたし、履歴は少なくても荻野極騎手は他の騎手より中山の芝1200mがまだ上手な方。
G1仕上げができる、池江泰寿厩舎自体にも期待しています。
テイエムスパーダは、前走である程度好走できないと、53kgは不安なのですが、それでも今回も隊列・馬場的に有利な条件を得たので。

ナムラクレア、メイケイエールともに、バネの良いタイプで馬体がやや寂しく、中山だとちょっと…という不安は多少あります。
確実に、馬群の外を能力に任せて超強気に動く競馬になると思うので、隊列の不利を能力の差・安定感で押し切れるか、ですね。
そこまでズバ抜けている馬ではないと思いますし、鞍上の不安もある上に、G1で負け癖がついていることの不安は結構あります。




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