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★本日のメイン

札幌11R
UHB賞
◎15.ロードマックス
○12.ヴィズサクセス
▲09.アルピニズム
注16.シーズンズギフト
△13.マイネルアルケミー
△14.アスタールビー

札幌の芝は4週目になって、やっと内側の荒れ目が目立ってきましたし、芝1200mはもう外枠有利・馬場の外差し優勢が顕著になっているのでは。
そろそろ短距離1200mにそぐわない細身のスタミナタイプや、マイル前後からの距離短縮ローテーションの馬がバンバン激走し始めるはず。

ロードマックスはこれまで芝1200mの経験はない馬ですが、その分脚を溜めて進んで直線弾ける加速性能は、他の短距離馬よりあります。必ず前が止まると言い切れる馬場状態であれば、タイプ的に有利。
アルピニズムは決着時計が1分9秒台を超えてこないと勝負にならない鈍足タイプ。
シーズンズギフトは気性難が災いして、マイルでもう競馬できなくなっている様子。何とか折り合わせて上手く脚を使わせようとはしているのですが、まともなスピード決着になるといい所がありません。
今回は有利な枠で、時計の掛かる決着とあればチャンスはあるのでは。

小倉11R
小倉記念
◎07.ピースオブエイト
○09.シフルマン
▲03.ムジカ
△06.タガノディアマンテ
△01.アーデントリー

2週空けて4回小倉開催が始まったのですが、改めて他場と比べてもおかしいと感じるぐらいに時計が速すぎです。
本当に前が止まりにくい状況で、条件クラスならただ前に行くだけでも有利。
斤量が重たく、追い込み馬の比率がやたらと多い組み合わせですし、ただ単純に前張りする脚質の馬が軽い、というだけでも今年は有利では?
全頭の追い切りを見ても、あまり見所を感じる馬はいませんでしたし。

ピースオブエイトが2走前に勝った毎日杯は、レベルが低すぎるのでは?という疑念がどうしても拭えないところはあります。
ただ今回はそれを語ってプラスになる場面ではなさそうですし、アルメリア賞の走破タイムがあって、54kgではなく53kgでいいらしいので、今回は有利なポイントが多いです。
押せ押せの中で使われて現状維持か落ち目で出たダービーなので大敗は当然。休んで体調を持ち直してきたという証拠が何かあれば評価できるはず。
そしてただ単にレース展開・馬場適性がありそうということでシフルマンに期待。
馬場状態・条件が今回とほぼ同じだった博多Sの2着馬、ムジカも51kgで内枠なら。
同レースを楽勝したルペルカーリアがここに出てきたのなら本命クラスでしたが、ムジカも小倉の軽い芝で脚の使い方がバッチリハマるタイプのようなので。

ジェラルディーナは追い切りもピンとくるレベルではなかったと思いますし、そもそも安定感がある馬ではないはず。
阪神コースだけが相当苦手というタイプかもしれませんが、54kgで評価するほどは?と思っています。

新潟11R
関屋記念
◎12.ウインカーネリアン
○07.スカイグルーヴ
▲09.エンデュミオン
△08.ダノンザキッド
△05.リアアメリア
△03.ゴールデンシロップ

土曜日の後半から相当に強い雨が降ってだいぶ悪化したようですが、日曜日は晴れ間が覗くそうで。もう明け方で雨は止むのでしょうか?
夏の新潟競馬場の場合、稍重程度であれば1分32秒台も十分視野に入りますし、内から目立って乾いて内有利になるなどの偏りは特にないので、例年通りの考え方で大丈夫かと思います。

関屋記念でいつも言われる「外枠・2桁枠番有利の傾向」の本質は、スタートから3コーナーに差し掛かるまでの長いストレート部分の動きの差です。
「馬群の外にいる馬が動きやすい」反面、「馬群の内、ラチ沿いの馬は我慢を強いられる」→「直線に向いた時の位置取り不利」がいつも生まれていることです。
外枠で出遅れた馬や、元々追い込みに徹するタイプの馬は、道中特に急がずにポジションを挽回できる強みがあります。あるいはまた、外枠の先行馬は内の相手の出方を見ながら被せに動けますし、時には相手が息を入れたい時に先頭に出て行ってスパートする動きも可能。
基本的には前が止まりにくく速すぎる軽すぎる新潟芝なので、内枠で出遅れた馬は馬群の外を挽回しに動こうとはしにくいですし、内枠の先行馬は外からの被せに対し突っ張るしか手がなくリズムを乱されがち。
序盤のレース運びの中で積み上げていく有利不利の差が、過去10年で10番枠より外の馬番が掲示板占有率7割強という結果に繋がると。

もちろんフルゲートに近いほど、内枠の不利が大きくなるのは確かですが、今年の頭数であってもウインカーネリアンは有利が大きいのではないかと思います。
レッドライデンやリアアメリアが突っ張って行かない限り、楽な単騎ハナでしょうし、1頭行かれたところで被される心配も詰まる可能性もないはず。
米子Sは非常に強い内容だったと思います。近走の充実ぶりは目を見張る所も。
ここを勝てばサマーマイルシリーズ優勝をほぼ手中に収めたと言えますし、陣営としても勝負所ではあると思います。
テン3Fだけではかなり遅いはずのエンデュミオンが、4コーナーでなぜか8〜10番手辺りに浮上しているのが、関屋記念の外枠の強みだと捉えています。

そういう立ち回りの有利が加算されるかどうかという話で言うと、イルーシヴパンサーは最悪の枠。
安田記念で直線ずっと壁に塞がれたまま負けた馬が、関屋記念で最内枠というのは運の巡りの悪さ甚だしいところです。どう押し上げて行くのでしょうか?位置取りにして3馬身ほど不利は覚悟すべき。
直前の追い切りも、正直良くはなかったと思いますし…。






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