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★本日のメイン
函館11R
函館2歳ステークス
◎05.スプレモフレイバー
○10.ミシェラドラータ
▲01.ロッソランパンテ
△03.クリダーム

横山武史騎手は1回函館開催中に既に18勝を稼いでいて、函館開催リーディングをぶっちぎり独走しているのですが、あいにくこの期間、新馬戦の成績は良くありませんでした。
函館開催中新馬戦は8鞍騎乗して全て4番人気以内、1番人気も4回騎乗機会があったのですが、これで(1−1−1−5)と世間の評価を裏切りまくったと判断していい内容でした。勝ったのはそれこそ今回騎乗のオマツリオトコのダート1000m楽勝だけ。芝は全滅に近いです。
1回函館開催10日間トータルでは、1〜2番人気に十分応えられていると言える成績です。横山武史騎手が人気を裏切りまくっていて、全然上手く乗れていない…だなんて口が裂けても言えないほど優秀でした。高額条件が特に素晴らしい騎乗内容。マリーンSをフルデプスリーダー程度の馬で勝てたのを皆さんちゃんと見ましたか?斎藤新騎手と横山武史騎手の騎乗能力&函館コース攻略センスに、雲泥の差があったとハッキリわかるものだったと思います。

ルメール騎手も一昨年から昨年、夏競馬で似たような新馬戦成績になったことがありますね。函館や札幌に主に滞在しつつ、重賞の騎乗依頼があった時に福島・新潟やたまに小倉に遠征しに行く、というシーズンでした。その際のご当地での新馬戦ではほぼパーフェクトの成績だったのに、長く乗っている函館・札幌では新馬戦がボロボロでしたね。
単純に函館と札幌、北海道に卸す2歳馬全体の質が、以前に言われていた頃よりも大きく落ちているのではないかと推察しています。コロナの影響も多少はあるんでしょう。函館開催は2歳戦のパドック映像を見ていてもピンとくる機会自体が本当に少ないですし、コロナの影響が出始めた2020年から、函館2歳Sが3年連続フルゲート割れとなったのも、いろんな積み重ねがあっての結果ではないか、と考えています。

スプレモフレイバーでひとまず良いのでは、とは思いました。
今回の出走メンバーは、ダートの新馬を勝った2頭を除き、新馬戦での圧倒的1番人気に応えて勝った馬がこの馬だけですね。他はみな少頭数なのに2〜4番人気ばかり。
開幕週の絶好馬場ではなく、すぐ時計が掛かり始めた2週目で、1分9秒台走破は偉すぎます。実際、この新馬戦の折り返しで勝ち上がり・激走した馬が多数出ていますし、単純な高レベルレースであったことも確かでしょう。
函館2歳S自体、例年1分9秒台半ばから遅くても10秒前半ぐらいの決着になるので、今回のメンバーでは速い持ち時計+圧勝経験の優位があるのは否定できません。追い切りもそれなりにまとめてきているので。
クリダームも好時計勝ち+高レベル戦ではあるんですが、追い切りがやたら軽めなのが気がかり。クリダームに敗れたミシェラドラータの方が、2戦トモにレース内容は良かったのでは、と見ています。
また、ロッソランパンテの追い切りが結構良さそうに見えたので、他場からの路線変更不利なレースではあるんですが注目しています。函館組全体のレベルが低いのであれば、これだけちゃんと準備している馬なら足りてもいいのでは。前走のレースも、追い出す際に右へ流れる口向きの悪さを見せていました。右回りに替わること+内ラチ沿いにベッタリ張り付いてレースができるのはプラスになるのでは?

小倉11R
西部日刊スポーツ杯
◎04.アルメイダミノル
○12.エターナリー
▲06.セイクリッドゲイズ
△14.クリノホノオ
△05.モダスオペランディ

前日発表では、小倉のダートは重馬場。夜中も雨は続くそうですが、土曜日の昼過ぎから晴れ間が出てぶわっと気温が上がるそうなので、どこまで回復するのかわかりません。
メンバーが微妙で斤量の軽い馬が多いハンデ戦ですし、ギリギリまで馬場傾向とパドックを見極めながら対処するレースになりそうですが…。
きちんとした逃げ馬がいないように見えますね。ダノンロイヤルはあまりにも不振が響いているので、遮二無二逃げを試してみただけに見えますし、ランスオブアースも本来はそこまで強気に主張するタイプではなさそうです。前走はたまたま枠とテン争いの全くない展開で51kgを生かしてうまくいっただけ。
ちゃんとスピードがあって体力も通用しそうな先行馬は、アルメイダミノルやモダスオペランディあたりだと思いますが。
横山典弘騎手の出方が気になりますが、内枠を引いてこのメンバーであれば、アルメイダミノルはダッシュ優位の強みを生かす競馬をするはず。エターナリーは控えても味がないのが分かったので前で張るはず。
セイクリッドゲイズは、前走は休み明けも響きましたし、馬群の内で砂をモロに被り気の悪さ丸出しでした。2走前の内容が超優秀ですし、直前追い切りも団野大成騎手を背にちゃんと動いています。今回は変わるかも。

福島11R
バーデンバーデンカップ
◎03.アビッグチア
○04.ショウナンバービー
▲05.ルクルト
△01.オースミカテドラル

10頭にも満たない少頭数となりました。おまけに福島競馬場は雨予報。
だいぶレベルの低い3勝クラスだと思うので、前回の勝ちっぷりが良く福島コースで安定しているルクルトに期待するのもわかりますが…。前走は先行勢総崩れペース+外差し断然有利馬場です。さすがに今年はそこまで悪化していないはず。
アビッグチアは変わり身に期待できそうなタイプですね。ここまでスタートも行きっぷりも抜群に良くて、どうしても後半の粘りが淡泊になってしまうタイプでした。水野厩舎に転厩して、以前よりも馬体そのものがマシになっている可能性はないものでしょうか?






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