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東京11R 安田記念 ◎シュネルマイスター ○ファインルージュ ▲ソングライン △イルーシヴパンサー △レシステンシア 簡単に言えば上位人気+レシステンシア。 +-+-+- ◎シュネルマイスター 一昨年にアーモンドアイが、昨年にグランアレグリア、アドマイヤマーズ、インディチャンプ、ダノンキングリーがターフを去り、今のマイル路線は絶対王者が不在。リピート好走の起こりやすい安田記念だが、その候補はシュネルマイスターしか出走していない。 20年安田記念は連戦だったアーモンドアイを放牧明けだったグランアレグリアが下し、21年は連戦だったグランアレグリアを相手に放牧明けのダノンキングリーが先着を果たしている。間隔の詰まった馬の好走も目立つが、結局勝ち切るのは放牧効果の大きい馬だった。このことから、シュネルマイスターを中心視。相手も4歳馬を上位に評価する。 シュネルマイスターはドバイでの大敗後で、2日(木)測定の馬体重が498キロなので太め残りである可能性はある。それでも、グランアレグリアやクロノジェネシスなど過去のノーザンF育成馬は馬体を増やして強くなった。本馬も4歳だけに馬体増を成長分と判断。 +-+-+- ○ファインルージュ 木村厩舎の得意条件は「放牧明け」かつ「東京コース」。連戦はそもそも数が少なく、今年の芝で中3週以内はこの馬が初めて! とはいえ、昨年JCでのオーソリティ(中2週)など間隔を詰めての上級条件好走はある。使わない方針であるだけで、東京コースならそこまでマイナスにする必要はないと判断した。前走時の記事でも書いたが、脚元の不安がなくなったことで今春は非常に調整が上手くいっているように思える。 ▲ソングライン 東京でのパフォーマンスを評価。前走時は位置取りの差だけだろう。ただ、林徹厩舎は木村厩舎以上に放牧明け向きという印象。牡馬相手の連戦で勝ち切るかは微妙。前走時の好仕上げを維持できていれば。 △イルーシヴパンサー スターズオンアースが二冠馬となり、ダービーではアスクビクターモアが3着に。山元トレーニングセンター育成馬がビッグレースで好走できているのはいい流れ。 △レシステンシア 連戦でパフォーマンスを落とす馬ではなく、GTで何度も馬券圏内に好走。絶対王者不在の今年はこの馬の経験が生きてくる。急流に強いので安田記念向き。



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