前日情報へ戻る



★本日のメイン

新潟10R
清津峡特別
◎13.メイショウエニシア
○12.ジュストコル
▲15.ラヴケリー
△16.スイーツマジック

土曜日のうちに新潟の芝はだいぶ回復したようなので、ある程度スピードが必要な状況には変わると思いますが、それでも馬場内側の悪化が顕著で、急に良くなることはないでしょう。
さすがに新潟も開催は最終日。別に馬場の傾向を日ごとにつぶさに考えずとも、端的に外枠有利のはず。
序盤のスタートダッシュ部分で既に馬場が良いので、前半の位置取り争いで無理しなくてもいい強みが後半に出ます。

基本的には逃げた方がいいメイショウエニシアと、多少溜めても脚を使えるジュストコルの争いではないかと。
ラヴケリーは、1分9秒フラット程度で決着する遅めの時計であれば。

中京10R
安土城ステークス
◎16.ダディーズビビッド
○12.リレーションシップ
▲08.スマートリアン
△10.ヴィジュネル
△07.ヴェルターヴァルト

全馬の過去4走を遡っても、目立った好走機会が相当少ない馬柱ばかりで、今年はメンバーのレベルが相当に低いと感じます。
エントシャイデンが海外帰りで調子を取り戻せていなさそうですし、ダノンチェイサーはダートを試してみたりと低迷中。レッドベルオーブも長期休養明けから復調せず。
斤量を背負っている馬の近況を見ても、どれも一息ですね。

中京コースでの安定感があるダディーズビビッドを中心視。
竹之下騎手に戻りますが、当人からすれば勝ち切れるチャンスでもあるので、ここは力の入れどころですし…。妙なトラックバイアスが発生しなければ。
リレーションシップは中京や阪神でそこそこ安定しているタイプ。
骨量がゴツゴツしすぎで、繋もやや太く蹄もごつい方。他のスピードタイプが優勢になってしまう東京辺りではスピード持久力で劣る部分が出てしまうようです。
前走もパドックで違うな…とは思いました。なので得意なコースだと競馬ぶりが違うタイプでしょう。
スマートリアンはここまでマイル戦で常に詰めの甘さばかりを見せていましたが、1400mに縮めて反応が変わる可能性はあると思います。

東京11R
東京優駿
◎03.アスクビクターモア
○12.ダノンベルーガ
▲11.ジャスティンロック
注05.ピースオブエイト

青葉賞、毎日杯、京都新聞杯、プリンシパルS…。別路線から勝ってきた馬も、そこまで目立って強力と思える勝ち方ではありません。
当日見比べてみると予想時よりも大きく印象が変わるかもしれませんが、皐月賞の勝馬から上位0.5秒差辺りまでの能力差はほぼないと思いますし、馬体の完成度の面から考えても、別路線組の馬は走りの精度が低く、レベル的にまだ皐月賞組に足りるほどではないと感じました。
結局は「皐月賞組の着順入れ替わり決着」が濃厚では?

ジオグリフは共同通信杯や朝日杯に見る通り、軽い動き・瞬発力性能が低いタイプで、馬力型寄り。皐月賞はここ一番の好騎乗も光りました。
イクイノックスは皐月賞をひと叩きしての上昇に期待しましたが、この中間にあまり良い追い切りをしていません。直前のフットワークもバラバラに感じます。
そのうえで時計の速い仕様になる東京芝2400mで大外枠は…。先週オークスとは違ってコース替わりの週ですし。
ドウデュースも、皐月賞の4着5着馬に対して外を回る有利が大きかった分ですし、上手くいった競馬をなぞるはずで、今回も競馬ぶりは淡泊ではないかと推測します。

それを考えると、皐月賞で馬場の悪い内を通っていたアスクビクターモアやダノンベルーガ、ジャスティンロックの相対的浮上はあるはず。
特に細身でまとまっているタイプのアスクビクターモアは、序盤・中盤と荒れた内を避けて通れない不利、そして目標になる弱みは響きました。4コーナーまで溜めて運んで、直線内が良いという馬場であれば。
ダノンベルーガは、思ったよりも高い位置取りで立ち回れる強みが大きいです。皐月賞の日もまだパンとしきれない造りでしたが、ダービー当日に腰がハマってさえいれば勝ち負けの資質あり。
ジャスティンロックも結構見劣りしない馬体でしたし、かなり長く良い脚を使える方なので、別路線1着馬より期待値は高いと思います。
別路線で考えるなら、ある程度間隔開いているために、馬体の上昇を計算できるピースオブエイトが良いかなと。追い切りも動いていた方です。

ジオグリフやイクイノックスに、馬体としての格の高さを感じなかったうえ、その他の馬ももう一つと思えるメンバーだけに、条件戦的な考えで東京芝2400mを考えた方が良いと思います。






前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||