ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日の名イン

新潟11R
韋駄天ステークス
◎13．オヌシナニモノ
○16．マリアズハート
▲15．ジュニパーベリー

開催が進むにつれて、どうしても新潟直線は内枠不利と外枠有利が顕著になってしまいますね。
今回は7枠8枠にそこそこ良い候補が出走しているので、ここを素直に評価していけばいいのでは？

オヌシナニモノはガッチリした体型で、極端な腰高体型タイプ。
後膝がそれほど動かないのに飛節の角度が良くて踏み込みが深く、小回りは得意ながら、1200mになると最後のチョイ坂でも止まる馬です1000mはかなり合う方ではないかと思っています。
マリアズハートは昨年このレースでも推奨したように、直線合うタイプのピッチ走法。
ジュニパーベリーも外枠引く運が強すぎる馬ですが、上位扱いで当然。
この辺りの馬が53kg54kgなので、まあ内目の枠かつ55kg以上の馬は勝負にならなさそうですね。

中京11R
大垣ステークス
◎05．トーセンアラン
○10．カフェクラウン
▲13．スカーレットスカイ
△01．ワルツフォーラン
△14．ライフレッスンズ

３勝クラスも滞留馬が相当多くなってきましたし、能力の上下格差はほぼないと思えるメンバーですね。中京コース適性がカギになりそうです。

２走前の勝ち方が良かったトーセンアランは、後肢の繋ぎが立っていること以外は、500kg超級の馬体重にしてはトモも薄い方で、芝でも走れそうなバランスをしている体型。
相手に脚を使わせて強いスピードタイプは、中京でこそ。
カフェクラウンも同様に、ダート馬もみな芝仕様で作っている堀厩舎所属馬。
ここではスピード一番と思えるスカーレットスカイも注目。
その他は踏込の緩いライフレッスンズ、腰が甘くて身のこなしがいいタイプのワルツフォーラン。
パワータイプは評価を下げていきます。

東京11R
優駿牝馬
◎03．アートハウス
○04．ルージュエヴァイユ
▲06．サークルオブライフ
△16．プレサージュリフト
△12．ライラック
△18．スターズオンアース

桜花賞の時も感じましたし、各前哨戦でも思ったのですが、今年はどのレースの直前追いきりの様子を見ても、有力馬のフットワークの精度が低いタイプ、完成度の低い馬が多いです。
例年よりも抜きんでた馬がおらず、大混戦であり、レースをやり直せばそりゃ着順は変わるだろうと感じる僅差のメンバーだらけ。
それで桜花賞のレベル自体もずっと疑問視しているのですが、そのために別路線の馬を重点的に評価したいと考えている次第です。

アートハウスは走りの質がかなり良かったと思います。
前走フローラSの時も、非常に良い姿勢で歩いていました。背丈があって後肢の管がかなり長く、後躯の可動域が広い。
桜花賞組は非力な形、スケールのない小柄な馬がだいぶ多い中で、ちゃんと長い距離に対応できる体型だと思います。
ルージュエヴァイユは、前残り・内枠有利の結果だったフローラSで、後方から運んで直線壁になり、きちんと力を出せていません。この馬はどちらかというと痩せ型の非力タイプですが、スタミナはある方。
こんなローテーションでオークスに出走できるとは運がいいと思いますが、2400mの距離適性なら桜花賞組に比べてマシな部分がかなり多いはず。今回内枠というのもプラスと考えたいポイント。
桜花賞での負け方や体型から、オークスでやれそうなのは唯一サークルオブライフ。
体格が良くて大トビの部類、パワーもある方ですしね。本来は馬込も問題なし。デムーロ騎手も足りない部分はフォローできるはずです。
その他では追いきりの動きは前走も今回もかなり良く見えるライラック、東京コースの適性が高そうなプレサージュリフトには目をかけたいです。

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