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★本日のメイン

福島11R
福島中央テレビ杯
◎08.ルクルト
○04.グラウクス
▲15.ジューンベロシティ
△11.メイショウツツジ
△12.ステラダイヤ
△03.シゲルセンム

福島の芝は、内があっという間に悪化したわけではないと思うんですが、それでもズバズバ外差しが決まっていますね。
ときおり、全く競りにならず行った行ったの決着となることもありますが、それは落ち着いた頭数だったり、減量騎手の助けがあった時など。
1・2勝クラス、条件戦の短距離部門などは、逃げて淡泊、差して甘い馬同士でありながらフルゲートで競り合うので、大抵はお互いのスピードを削り合ったうえで踏ん張れずに終わり、仕掛けを遅らせられた馬が優位に立てる状況に見えます。

トモ・腰甘めで繋ぎが長いタイプのルクルトは、根本的にスピード不足で、1200mだと短いように感じるタイプですが、時計が掛かってスタミナが必要な馬場になるならチャンスが大きいはず。
コース実績があるので、不安定な脚質の割にやたらと人気しているようですが、今回は評価したいと思います。
グラウクスもパワーが生きる状況になればこそ。

阪神11R
マイラーズカップ
◎07.ホウオウアマゾン
○11.ロードマックス
▲09.エアファンディタ
△03.ファルコニア
△05.レッドベルオーブ

今年はG1級の出走がないので、下級条件やOPクラスで底を見せずに上がってきた馬に注目が集まっています。
しかし重要なのはそのことよりも、阪神の芝が劇的に回復していることでしょう。
連続開催の最終週近いのに、土曜日の阪神芝は随分速い時計が出ていましたし、未だに前が止まらない結果が続いているようです。かなりレベルの低い難波Sで1分44秒台が出るとは驚きました。
重賞のマイル戦なら、1分32秒台前半、速ければ1分31秒台半ばは必要。ベストタイムだけであれば、半数以上の馬が記録だけなら保持していますが、その水準の馬場で勝ち負けをした馬…となると、数えるほどしかいないのではないか?と思いますし、1800mも我慢出来てスタミナ勝負に耐えうる馬よりも、ちょっと距離適性が短めに出ているタイプの方が対応できそう。

期待は追い切りが良かったホウオウアマゾン。
もちろんこのコースの実績があることもプラスですが、かなり強敵相手の1400m重賞で対応できるスピード持久力がある馬なのが強み。
3歳秋ごろは結構余裕のある体つきでも古馬相手に戦えていたので、より成長を見せてくれそうだとも感じています。
前走の東京新聞杯は、ハイラップで揉まれ通しになってリズムも狂わされました。その前走よりもメンバーが落ちているように見えますし、今回は高いスピードを要求されつつ、淡泊なペースになるはず。
ロードマックスも、いっときはスランプになっていましたが、復調気配にあります。
前走と比べて、事実上距離延長になってないようなレースラップだと思うので、今回は結構チャンスがあるのではないかと思います。
エアファンディタは脚質が不安ではあるものの、前走並みに走ればそれなりに。

東京11R
フローラステークス
◎13.ルージュスティリア
○07.ゴールデンアワー
▲01.ルージュエヴァイユ
△04.ストキャスティーク
△06.マイシンフォニー
△09.ラスール

今年の3歳牝馬世代のレベルが低いとやたら言っているのは、有力馬の追いきりの動きの精度が例年に比べて異常に悪いのもあります。
ルージュエヴァイユもラスールも随分フットワークがガサツで、本当に信用できない動きなのでだいぶ不安があります。
1勝クラスで負けたような馬が、今回足りても良さそうなレベルの年ではないかと。十分紛れがありそうな場面だと思っています。

追い切りでよく見えたのは、ルージュスティリアとゴールデンアワーの2頭。
ルージュスティリアは、どうやらマイルは短いようですね。前走時のパドックも結構良いと思ったのですが…。あの大出遅れは厳しすぎ。
新馬戦で負かした相手は桜花賞馬のスターズオンアース。一定の身のこなしのレベルの良さ、根性はある馬なので、今回はそれを証明してほしい所。
ゴールデンアワーは前走の競馬ぶりがなかなか味のある内容。あれだけスタミナのある馬なら、今年のレベルなら十分足りてもいいと思います。
G1で人気馬に騎乗して連敗している見え方が非常に悪く、結構非難の集まっている横山武史騎手ですが、こういう立場の味のある馬に乗った時の方が怖いのでは。






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