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中山11R 中山牝馬S ◎テルツェット ○ミスニューヨーク ▲ロザムール テルツェットはダービー卿CTで牡馬を相手に勝ち切っており、クイーンSでは当時の牝馬限定重賞で最上位の力量があったマジックキャッスルを撃破。並みの馬では届かないと思える位置から追い込んだ脚力は見事の一言だった。GT好走級の馬がいない今回は明らかに実力上位で、56・5キロのトップハンデでも勝ち負けになる。 この馬は心身の両面からゆったりとしたローテを好み、レースの度にノーザンF天栄へ放牧に出ることで成長してきた。大きく崩れたヴィクトリアマイルは中5週とこの馬にしては間隔が詰まっており、前走エリザベス女王杯は2200mの距離と初めての関西遠征が堪えた印象。今回は放牧明けかつ関東圏の1800m戦なので斤量増以外は理想的な条件が揃っている。 ミスニューヨークは右回りの小回り競馬なら末脚安定。道中で動く競馬が目につくMデムーロ騎手も小回り競馬の方が合っている印象で、特にマイナス材料がない。 ハナに立ちたい馬が多いなかで、ロザムールは初ブリンカーで最内枠と行くしかない状況。距離短縮もプラスに働きそうなので、粘るとしたらこの馬か。 ルビーカサブランカは前走が上手く立ち回れての重賞勝ち。55キロだと前走以上の内容にはならなさそう。フェアリーポルカは条件はいいのだが外枠だと詰めの甘さが出るだろう。



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