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★本日のメイン

小倉11R
巌流島ステークス
◎16.グランレイ
○06.フォドラ
▲04.アールラプチャー
△14.ダノンシティ

イーブンから徐々に外差し優勢に変わってきた馬場状態も気になりますが、それよりも芝短距離部門の条件クラスには、目立って能力の高い馬は居残っていないということの方が大事でしょう。
土曜日の小倉メインも、時計は掛かった方なのに前走1着馬同士の決着でしたし、クラスの壁があってないようなものです。

グランレイは12戦目でやっと2勝目を挙げられましたが、かつてはG1朝日杯でタイセイビジョンとタガノビューティーに割って入り、その後のG1馬や重賞勝ち馬を交わしている過去があります。
1400m以下の短距離に路線を変更してやっと本領を発揮し始めた様子。持ち時計も足りていますし速い馬場の方が歓迎、1分8秒台半ばぐらいなら。
フォドラは、馬柱が隠れて2〜3走前の大敗が目に付くから人気が甘い様子。この馬も函館2歳Sや小倉2歳Sを連戦して好走し、その後もオープンで接戦を繰り返していた馬です。自身の持ち時計を更新して勝てるなら、頭打ちになってはいないでしょう。

中京11R
シルクロードステークス
◎03.メイケイエール
○13.エーポス
▲10.ナランフレグ
△09.カレンモエ
△05.タイセイアベニール

メイケイエールの追い切りが、抜群に良く見せましたね。
ああいう大事なレースを気性難で潰した馬というのは、その後のレースでも同様の悪癖が多発し、手をかけて仕上げても肝心のレース中に集中力を切らす例が多いので、将来性が見込めないことが多いのですが…。
スプリンターズSで入着狙いの後出し4着が評価されすぎていて、何とも買いにくい場面です。斤量だって別に楽ではありません。
それでも確かに他の馬よりも動きが良くなっていますし、中京芝1200mは非力なスピードタイプが動きやすいコースなので、評価はするべきなのかなと思います。
エーポスは蹄の不安がなくなって動きが改善したのかな、と思っているところ。スランプだった時でも能力的にそこそこ通用していたことを考えれば。
ナランフレグは本来大得意の中京コース。右回りも、3コーナーから早くも馬群がバラける超荒れ馬場なら対応できましたが、エンジンがかかりやすいのは左回りの方でしょう。

東京11R
根岸ステークス
◎07.ヘリオス
○09.ソリストサンダー
▲05.オメガレインボー
△16.エアアルマス
△10.リアンヴェリテ
△03.モジアナフレイバー

今年はそんなにレベル高くはないかも?
大半がかつて重賞勝ち馬なのは確かですが、近況を見るとスランプに差し掛かっていたり、中央の時計の速い決着だと不安を覚えるタイプが大半。
高齢馬も多いですね…。ここに明け4歳馬がいないあたり、今年の4歳ダート路線のレベルがうかがい知れます。

ヘリオスは別の騎手でここ2戦逃げて完封でしたが、内容が優秀。
リアンヴェリテが競り掛けてきて、ハナを譲ったときにどうなのかが気がかりも、今回は東京苦手なリアンヴェリテの方が一つ工夫してきそうな気はします。
オメガレインボーやソリストサンダーは、一応という評価。
エアアルマスがここ最近よりもいい条件で戦えるかも?
モジアナフレイバーは輸送と中央ダートへの適性がどうかですね。この馬は東京大賞典やマイルGPで僅差の3〜6着を何度もしていて、能力がありそうなのになかなか芯を食った激走ができない微妙なところ。そのくせ、格下相手にコロッと負ける詰めの甘いタイプ。
それでも中央G3レベルでこの人気なら…というところです。







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