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中山11R 有馬記念 ◎10エフフォーリア ○07クロノジェネシス ▲09ステラヴェローチェ △13アカイイト △14アサマノイタズラ 3連単 ◎1着流し(12点) 3連複 ◎から印へ流し。7-9-10の組み合わせは買わない(5点) 馬連  ◎からクロノジェネシス以外(3点) +-+-+- 今年の天皇賞秋→ジャパンカップ→有馬記念を皆勤したのはモズベッロとユーキャンスマイルの2頭ということに。 2頭の近走着順と今回の人気を見ても分かるように、テイエムオペラオーやゼンノロブロイのようなローテーションで活躍する馬はもう見られないのかもしれない。 近年の有馬記念では距離適性や中山適性よりも「余力」と「勢い」が重要になっている。 昨年で言えば、1着クロノジェネシスと3着フィエールマンは秋2戦目で有馬記念に挑んでいて、ローテーションからも「余力」があった。そして、2着サラキアは重賞を連続好走するなど「勢い」のある馬だった。フィエールマンとサラキアが高い中山適性を持っていたか?と言われればNoだろうし、レイデオロ(18年2着)も本来は広いコース向きの馬だった。 これらの好走例からも、ジャパンカップ組よりも天皇賞秋や菊花賞から参戦する馬、昔の実績馬よりも上り調子の馬を選びたい。 今年のエフフォーリアとクロノジェネシスはともに秋2戦目。 ゆとりある間隔で参戦できていて実績も十分なので、両者が好走する可能性は高いだろう。 ---- ◎エフフォーリア 今回は55キロ。前走が国内でのレースであり、6戦5勝、2着1回という戦績から、クロノジェネシスを「余力」でも「勢い」でも上回る。ダービーから約5か月の休養を挟んだ天皇賞秋では、成長した姿を見せてコントレイルとグランアレグリアに先着。万全の状態であれば相当走れる馬だけに、ノーザンF天栄でのリフレッシュ期間を経た中7週の今回は勝ち負けになる。ベストは東京コースだと思うが、皐月賞の立ち回りを見る限り、天皇賞秋からパフォーマンスを大きく下げるとは思えない。 ○クロノジェネシス 海外遠征明けで調教の動きが物足りないという意見はその通りだと思う。しかし、クロノジェネシスは放牧明けで強くなってきた馬。中7週以上の国内レースでは【7・0・2・0】で、アーモンドアイ、フィエールマン、グランアレグリア(とシゲルピンクダイヤ)にしか先着を許していない。今回のノーザンFしがらき帰り(中11週)なら評価を下げる必要はない。斉藤崇史厩舎×ノーザンFしがらきは上位人気なら信頼できる。 ▲ステラヴェローチェ ゆとりある菊花賞組。菊花賞では神戸新聞杯(不良馬場)好走のダメージが残っていたか。ポジションを取れず勝負所は外々を回るかなり厳しい競馬となった。距離短縮と中8週の間隔で一変可能。 △アカイイト 今回のテーマである勢いのある馬。簡単に好走できるとは思わないが、タフな流れとなったエリザベス女王杯で牝馬同士では完勝といえる走り。このスタミナと勢いがあれば。 △アサマノイタズラ 今年の最後に手塚厩舎の厩舎力を評価したい。実力的には足りないものの、毎年現れる「中山だけ走る馬」の可能性もある。菊花賞は初めての関西遠征だったのでほぼノーカウントでOK。セントライト記念でソーヴァリアントに先着していることから無印にするのは怖い存在。ゆとりある菊花賞組で人気もないので。 ---- タイトルホルダーは某競馬雑誌で軽視宣言をした馬。その予想をした当時から特に状況が良くなったとは思わないので無印とする。逃げないと厳しい馬が、前走逃げて完勝→今回人気を背負って他に逃げ馬(パンサラッサ)がいるのはどう考えても厳しい。 ディープボンドとウインキートスは枠がよく適性面は上位。通常なら押さえるべき存在だろう。しかし、今回のテーマである余力や勢いを感じないことにから無印とした。



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