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★本日のメイン

中山11R
有馬記念
◎09.ステラヴェローチェ
○05.ディープボンド
▲14.アサマノイタズラ
△07.クロノジェネシス
△10.エフフォーリア
△01.ペルシアンナイト

有馬記念はほんとここ数年、前予想が難しくなりました。
使い詰めの末のダメージ比べだった時代を脱して、秋も1戦2戦程度を経て事実上休み明けで万全に近い状態で出てくるか、思った以上にピークにまで上向いてこなかった馬との差が出て、いわゆる「仕上がりの差勝負」のようなムードになり始めてから、パドックで実際に見てみないとわからん、というレース質になったと思います。
凱旋門賞帰りの古馬勢と、菊花賞帰りの3歳勢で、どちらが疲れていないか?なんて世代ごとに実際変わりますし、これはもう「わからないもの」として処理すべきです。
2年前のリスグラシューも、パドックを見た後なら強さを感じ取れましたが、10月末にオーストラリアでタフなレースをした後、1か月半しかない短い期間に全くのゴタゴタもなく、ピークに合わせられるなんて、前日からパドックの前に確信を持てるはずがありません。
実は隠れてどこそこが危なかった不安情報、なんてものは常について回ります。追い切りが多少良くはなかったとしても消しきれないし過度に評価もできない。そういう難しさは常にあるものと考えるべきでしょうね。

レース展開は、内枠を引いてぶっ飛ばしていくパンサラッサに、大外のタイトルホルダーが絡んでいくのかつつくのか?という形のはず。
好位追走はディープボンドかエフフォーリア、アリストテレス。アリストテレスは前走が不本意だったそうなので今回控えるそうですし、キセキも捲って行くのを陣営は容認していないはず。
この隊列だとズブいキセキの前で張る機動力のある馬が有利そうですし、エフフォーリアの横山武史騎手が仕掛けをミスするかどうかが3コーナー動き出しのポイントになりそうです。

期待が大きいのはステラヴェローチェ。
単純に、菊花賞で上がり3F最速を記録して負けた馬の次走が、かなり期待値高いこともありますが、この馬は絶対に追い込み徹底したいタイプではないはず。
吉田隼人騎手は折り合い専念で序盤は捨てたレースをしていましたが、競馬ぶりが見違える内容になるのでは?の期待が非常に大きいです。
追い切りもしっかり動いていましたし、国内組では一番順調なのではないかと考えていることも評価としては大きいです。
ディープボンドは4歳になって一気に性能を伸ばした馬。
筋力が足りていなかった3歳時の実績はほぼ度外視して良いですし、当時からコントレイルのために勝負所で進路を作る役割(同馬主)でしたから、他馬のために汗をかく競馬をしなければちゃんと強いのでは?と思っていました。
卒のない立ち回りができてスタミナが豊富、という典型です。これこそ、海外遠征のダメージが残っていなければ…ですけれども。
アサマノイタズラも、かなり前の組がやり合えば…ではあるものの、以前から馬体はよく見せていた方です。菊花賞もよかった。
菊花賞のダメージは全くなさそうなので、3コーナーで離されない脚力があれば。

クロノジェネシスは当日の仕上がり次第。
エフフォーリアはダービーのような展開になると思うのでどうでしょう。能力的には拾わなければいけない馬ですが、父エピファネイア自体が中山だいぶ下手で、有馬記念もハマっていませんでした。
ペルシアンナイトの最内枠にはちょっと注目していますが。

阪神11R
りんくうステークス
▲14.ロードエース
▲16.オーロラテソーロ

阪神のダート1200mハンデ戦で、重たい馬が好走できた覚えがないのですが…。
軽量で期待したいのは、久々にダートに戻るロードエース、大外枠を引いて揉まれないオーロラテソーロ。






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