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★本日のメイン

中山10R
中山大障害
◎04.タガノエスプレッソ
○05.ラヴアンドポップ
▲06.マイネルプロンプト
△09.ベイビーステップ
△12.ハルキストン

オジュウチョウサンは決して飛越の精度が歴代で数えて抜群に上手だったわけではなく、たまに障害に脚を付いたりして危なっかしい部分を見せつつも、若干低いギリギリの飛越が上手で、着地のロスが異様に少ない分で後半スイスイ進む強みが大きかった馬です。
2走前は致命的な不利があったということでもなく、レース途中から舌越しし始めて集中力を切らし、飛越でも減速していました。10歳になって気力も続かなくなってきた…というのが本当のところなのでは。飛越が絶対大丈夫と言いづらい馬が、スタミナ的に不安になってきて、さらに雨が降ってタフな馬場になるのはどうかなと思っています。前走だって10歳にしての骨折明けで、ピークのレベルに回復した馬体だったか?と言われると怪しいレベルでした。

昨年同レースでオジュウチョウサンにガチンコを挑んで振り切ったタガノエスプレッソを、現況では上だと考えるべきでは。
能力的にはラヴアンドポップに期待したいですが、また乗り替わりになるのは不安。
マイネルプロンプトはかつて中山障害G1でも好走歴がある馬ですし、森一馬騎手との相性が抜群。馬体も最近は徐々に上向いてきていましたが、直前に追い切り抜群で森一馬騎手に替わるのは大きなプラスでは。

中山11R
グレイトフルステークス
◎09.ダノングロワール
○02.ヴェローチェオロ
▲04.ロードトゥフェイム

ダノングロワールはまあまあ良い馬だと思っていたんですが、連勝で菊花賞に挑戦後、枠不利・特殊馬場で2度裏切られ、何を思ったかダートに転戦。まる1年結果が出なかった…という経緯です。まあ、確かにあの時期はピークを過ぎて状態も良くなかったんでしょう。
1年前の九十九里特別では、のちの重賞勝ち馬ウインキートス、OP級のエフェクトオン相手に凌いでいますし、芝でもちゃんとしたレベルにある馬だと思うので、馬場が渋るのであれば注目したいところ。

阪神11R
阪神カップ
◎03.ホウオウアマゾン
○18.ルークズネスト
▲06.ファストフォース
△17.ソングライン
△12.グレナディアガーズ

当日の馬場状態推移には、ちゃんと注目しておきたいところです。
例年、開催最終週で気温も低く、芝が弱くなっている時期に行われる阪神Cは、外伸び傾向が顕著になりがちで、外枠を引いた大型馬が有利だというのが通例でした。今年は外もダメ?と思うぐらい使い込まれているので、果たしてボロボロの馬場でどういう競馬になるか…。

今年の趨勢であれば、短距離路線のG2以上は3歳馬を重視したいところ。4頭しかいないのならみんなフォローしておきましょう。
その中でも、ホウオウアマゾン。マイルCSは腹帯からお腹の皮膚が垂れるぐらいには余裕がある状態でしたし、展開面でもだいぶきつい部分があったと思います。本質的に上がりの競馬は苦手な方でしょう。それ以上に、マイルCSを舐めた出来で出たのにあれだけの競馬ができたスピードを褒めるべき。
アーリントンCを稍重で押し切ったりしているタイプなので、スピード持久力の面で1400mは絶対に向いているはず。もちろん絞れていてほしいですけれども。
ルークズネストには先行してほしいですし、ファストフォースはホウオウアマゾンの出方次第で「超・展開有利」の可能性があります。全体のメンバーを見ると、相当前が残りやすそうな組み合わせに見えるので。






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