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★本日のメイン

阪神10R
竹田城ステークス
◎01.ヴィアメント
○09.ロッキーサンダー
▲07.フィロロッソ
△08.キンノマサカリ
△04.ヴィジョンオブラブ

ハンデ戦の阪神ダート2000mということで相当難しくなっています。
単純に地力勝負ならマテンロウスパークから入るべきですが、意外と先行馬・捲りタイプが多くて、軽い馬が道中つついてきそう。
なまくらな追い込み馬に流れが向く可能性が高いと思うので、決め手があっても道中鈍い馬、4コーナーでもまだ10番辺りにいそうなタイプに注目。

晩秋Sで最後尾近くから追い込んで3着に食い込んだヴィアメントですが、あれはどう見ても仕掛け遅れでしょう。
長期休養明けから復帰し、未だに騎乗のピントが合っておらず現段階でまだ未勝利の北村宏司騎手が、2度目の3着となったレース。それを考えれば、今回のルメール騎手に替わるのはかなりの鞍上強化。
だいぶズブい馬なので心配はありますが、今回は条件も噛み合いそうなので。
前づけさせたら終いが案外だったロッキーサンダー、前走は出遅れからリズムに乗り損ねたフィロロッソにも注目しています。

中山11R
カペラステークス
◎09.オメガレインボー
○05.デュアリスト
▲03.アポロビビ
△12.ミスズグランドオー

モズスーパーフレアの参戦はだいぶ驚きましたが、やっぱり追い切りはあまり動いてないですね。動いていないは語弊でしょうか。スプリンターズSに挑戦する直前ほど、フットワークの精度が甘いと言った方がいいでしょう。
そりゃダートも大丈夫だとは思うんですが、本当に強いならJBCスプリントであんなバテないと思いますし、これで勝つかな〜?とは思っています。他の怪しい先行馬を掃除する役ではないかと。

オメガレインボーは、重賞を連戦していますがダメージもない様子で、追い切りも確り動いています。
血統的に、というより厩舎的に中山ダート1200mで噛み合わない馬ではないはず。今年のメンバーでかなり前半やり合うなら、間に合ってもいいはずです。
中山の同じ舞台でハマらずに負けているアポロビビも、今回は末脚を伸ばせるのでは?
デュアリストは突っ張る競馬を止めて折り合いを学び、即結果を出せました。こういうタイプは意外とすぐに溜めが効きます。成長がそのまま結果に出るようであれば。

中京11R
知立ステークス
◎17.スワーヴシャルル
○16.ノクターンノーツ
▲07.スティクス
△04.ライバーバード
△12.シャドウブロッサム

土曜日の中京芝は、超高速馬場ではないものの極端な前有利傾向。
外から末脚が届かなくなったというより、内からも別に差し馬が伸びていませんし、風の影響などがあったのかもしれませんね。
このメンバーなら決着時計は1分8秒フラット、速くても1分7秒8辺りでしょう。
今回の番組は3勝クラスで頭打ちっぽい成績になっている馬が多いのですが、改めて先行力があって粘りを示せそうな馬は、若くて新鮮味のある馬ばかり。人気馬同士の決着になるのも、仕方ないかもしれません。

スワーヴシャルルは、芝のレースだとやたら外枠を引きまくる運の悪さが目立ち、レース運びが安定していないようですが、どんなレースでもずっと人気が集中しているように馬体は確りした良い馬です。
安田隆行厩舎は重賞でカレンモエに鮫島克駿騎手を乗せたこともありますし、まあまあ勝負気配のある乗り替わりではないかと思っています。
ノクターンノーツは転厩した後の芝替わり・短距離路線変更が当たったパターン。
渋っていない馬場の方がパフォーマンス良いですし、捌きの硬いタイプなので、時計速すぎはしないけれども馬場自体が硬い今の状況は向くはず。

阪神11R
阪神ジュベナイルフィリーズ
◎10.サークルオブライフ
○18.パーソナルハイ
▲05.スタティスティクス
注17.ナミュール
△13.ウォーターナビレラ
△06.タナザウィング

G1出走馬ということでメインに据えられて、全頭の直前追いきり映像が上がったりするわけですが、
2歳牝馬の直前追いきりなんて、いくら狙いのレースのため仕上げたものと言っても、古馬OP級と同等の動きを見せる馬が1頭2頭いればいい方で、せいぜい1勝〜2勝クラスと同じぐらいのフットワークの精度です。
どの馬も非力で成長途上の牝馬。手先に力もこもっていなければ、ラストまで踏ん張って上がれる体力もありません。手先が外にブレて、進路も横にフラフラしまくりなのが実情です。こんなものかと感じる馬がだいたい7割、年によっては出走馬の9割が1勝馬レベル。
メンバーが弱かったり少頭数のレースを上手く選んで連勝させたはいいものの、その後が長持ちせず3勝クラスで大敗が続く…なんて馬も多くいます。
季節の変わり目で夏場にイキイキしていた体調も落ち込みますし、冬場に地力の高さをしっかり発揮できる馬なんてのもさらに少ないもの。
おまけに今年の阪神芝は3回連続開催でもうボロボロ。例年の内有利状況とは全く違うわけです。直線の半ばどころか、4コーナーで先行勢がごっそりいなくなるシーンも十分ありえると思っているのですが、どうでしょうか。

今年のポイントは、今の阪神の芝状況をもう少し深く考えることでしょう。
例年よりもパワーが求められますし、他が勝手に気持ち逸って先にバテるので、ちょっと鈍足気味の馬でも待って後出しすれば間に合います。
マイルよりも長い距離で好走したことも、マイル以上で捲り・追い込みの競馬をしたことも、折り合いの面でプラスになりそう。

注目は、サークルオブライフ。
この阪神外回り1600mが得意なエピファネイア産駒ですが、典型的なパワータイプで腰の支えが強いというタイプ。
もちろんその分、ディープインパクト産駒やロードカナロア産駒に比べて手先の軽さは劣るんですが、ごつい部分とスタミナで対抗する方です。
アルテミスSは勝つと思えなかったほどの加速の渋さでしたね。
あの日も東京の馬場は絶好で、内が残ってしまっても仕方ない展開でしたが、
それを体力で間に合わせたのは偉いと思います。
馬場が悪くなった方がさらに良さは出るタイプでしょうし、
前走時馬体重で出走メンバー中最上位となる馬なので、体格の良さでごり押すべき。
パーソナルハイも、長めの距離でいろいろ試しの競馬をしていた馬。
前走の赤松賞で輸送したのに馬体重が10kg増えていて、少々余裕のある体つきではあったのですが、持久力を試す内容になりました。脚の使い方からして、本質的には逃げ馬タイプじゃないのでは?
夏場は追い切りの動きがモタモタしていて、前走・今走になって栗東坂路で自己ベストタイムを記録。この、「明らかに涼しくなり冬場に差し掛かってから調子が上向いてきた」馬が、2歳の牝馬の中では珍しい方です。
他の牝馬とは違って長めの距離で我慢が効く気性、珍しいローテーション、そして冬場に好調なレアな特性を生かしたいところです。序盤は大外枠から馬場の良いルートを選択できるので、行く行かないを自分で判断できるのも有利でしょう。
スタティスティクスは前走の勝ち時計、1分47秒0が2歳の中では非常に優秀。
単純にこのレベルの走破力があるのはかなり有利ですし、速いラップを刻み続けた持久力があるならマイルでも通用します。追い切りもかなり良く動いていました。
ナミュールは前走の内容が良いので、まあ鞍上を考えれば人気で当然。







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