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★本日のメイン

福島11R
みちのくステークス
◎06.デトロイトテソーロ
○07.スーパーウーパー
▲12.トロワマルス
△04.ライバーバード
△14.エレヴァート
△16.アーズローヴァー

福島はそこまで内がボロボロの馬場状態になったわけでもないのに、やけに外差しが効くな…という見た目とのギャップを感じる結果が続いています。開幕週の時に内に殺到しすぎたのと、3分どころが全然悪化していない差が大きいんでしょうか?
直線で外を通った差し追い込み馬が間に合うと言っても、中距離やハイペースだった時のものなので、多少荒れ馬場も我慢できるしっかりした馬が多い上のクラスなら、意外と後ろが待ちすぎて先行馬が残ってしまう目もあるのかな、とは考えています。

出走馬全体に3勝クラスで頭打ちになった馬が多く、差し・追い込み馬の比率が多いですね。
このメンバーでスピード一番なのはタマモティータイムだと思いますが、鼻出血を発症して競走中止し、半年休んだ後。影響が残っていないかだいぶ心配です。
この馬がもし力8分も出せないのなら、他の先行馬はだいぶ楽でしょう。
デトロイトテソーロも前走は鼻出血明けで不安があった状態でしたが、最後まで走りきって克服しました。あのパフォーマンスが出るのなら得意の福島でも。
スーパーウーパーはまだ馬体は若い印象ですが、逃げの手に出られれば強いタイプ。この馬はタマモティータイムを制して前に出られるかどうかもちょっとカギになりそう。
トロワマルスは最近足元も改善してきた様子があって、そろそろいいんじゃないか、とは思っているのですが…。
最近馬体がかなり良さそうに見えたのがライバーバードですが、どういう位置取りで運ぶのか。これまで嶋田純次騎手が乗り続けていたわけでもない履歴ですし、展開的には向かなさそう。

阪神11R
アンドロメダステークス
◎03.アドマイヤポラリス
○16.ダノンマジェスティ
▲10.プレシャスブルー
△12.ボッケリーニ
△05.コスモカレンドゥラ

長らく続いた阪神開催も、残り4日。
阪神芝はここまで良くAコースで耐えたなと思います。馬群が内ラチ沿いを空けて進行するレースも増えてきました。まだ先行馬が残る状況なのですが、そろそろ馬場の変わり目なんじゃないかなと思っています。
特にファルコニアは、エプソムカップのように控えても多少は根性を示しますが、若干スピードが勝ったタイプで、勝つのは馬場が良い時。そして前走のような上がりの競馬。小倉記念の時に脚を使わされて負けたように、意外とスタミナは持ちません。明らかに1800mの方がいい履歴ですし、グレンガリーやベレヌスが引っ張り、シフルマンが仕掛けを急ぐ今回は、距離的にも展開的にも不安が多い場面です。

巻き返しを期待したいのは、新潟記念で結構良い馬体だったアドマイヤポラリス。
新潟記念は休み明けの追い込み決着だったのに、あの新潟2000mで3コーナー外から強気に外を捲る、だいぶタフな競馬でした。流石に休み明けであれはキツかったはず。
今回は乗り慣れた岩田騎手。おそらく差しに回る競馬のはずで、得意な阪神、荒れた馬場の我慢比べなら。
ダノンマジェスティ、プレシャスブルーのように、意外と斤量を背負っていない追い込み馬に期待したいところです。

東京11R
東スポ杯2歳ステークス
◎05.レッドベルアーム
○08.グランシエロ
△02.テンダンス
△10.アルナシーム

東スポ杯の12頭立ては結構多い方ですね。
新馬戦の勝ち方よりも、前走からの伸びしろの方が大事なレースで、前走の印象から輸送の影響などでむしろダメになっているパターン、あるいは北海道の時は甘々だったのにビシッと追い切ると全然違った、というパターンもあったりします。
少頭数だと人気馬が強すぎるレースですが、多頭数になると個々の馬への世間のマークが薄れると同時に、意外と良くなっている馬がいたりするので、配当もまあまあ期待できる方。
まあ、当日見てから判断した方がいいレースではあるんですが、追い切りを見た印象ではレッドベルアームが良かったと思います。兄姉みな2戦目や格上げ挑戦に異様に強い馬ばかり。同じ藤原英昭厩舎所属のレッドベルジュール・レッドベルオーブは、2年続けてデイリー杯を制していますね。この馬はマイルよりも1800mベターだという判断なのか、こちらに回りましたが、狙ったレースに向けてかなり上手く仕上げてきたように感じました。
グランシエロは叩いての上積みが結構ありそう。アイビーSは凡戦でしたが、その中でだいぶちぐはぐな競馬をしつつの僅差2着。もうちょっと平均的に速いレースの方がいいのでは?と思いました。

イクイノックスは馬体がそもそも晩成じゃないの?とちょっと思っています。キタサンブラック産駒は勝ち上がり率がかなり優秀で、デビューした馬が新馬初戦・折り返し2戦目でかなり勝てているのですが、格上げ戦でまだ誰も好走していませんね。レースに対しては前向きなのを感じ取れるものの、非常に怪しい雰囲気があります…。
木村哲也厩舎も、2歳重賞はめっちゃくちゃ弱い厩舎。パドックの印象だと2歳の若駒の中に木村厩舎の馬だけ筋肉量豊富で大人びた馬が1頭いる印象を受けたことがこれまで何度もあるのですが、どいつもこいつも自分勝手な足の使い方をするのみで、大幅な時計更新をしたり、競り合いを凌ぐような根性を見せたりすることが全くありません。ステルヴィオもオーソリティも古馬になってからの方がパフォーマンスはグンと上がりましたし、そういう厩舎なのでしょう。






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