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★本日のメイン

福島11R
福島記念
◎12.ヒュミドール
○11.エフェクトオン
▲07.モズナガレボシ
△01.ゴールドギア
△04.ヴァンケドミンゴ
△14.マイネルファンロン

福島の芝は2日目から蹄跡が増えてきて、見た目に外差しも決まり始めましたし、土曜日に見直すと、もうあっという間に荒れてきていますね。いかにもスタミナ勝負、という外差し決着が増えています。だいぶ内側が悪化しているのではないかと思うのですが。
デキが良くても、先行勢や内枠はちょっと苦しいかも。コントラチェックとパンサラッサがいるなら、どうあってもペースは速いでしょう。
半分より外の枠の差し追い込み馬に期待したいところ。

ヒュミドールは目を惹く追い切りの動きでした。
2着した小倉記念は今回と結構似たような外差し有利の持久力勝負でしたが、今回はだいぶピッタリの条件ではないかと思っています。4コーナーである程度の位置にいるようなレース運びをしてもらいたいところですが。
エフェクトオンは福島4戦4連対。
ココロノトウダイやヴァンケドミンゴらがかなり福島得意で人気していますが、この馬も劣っていませんし、スタミナ勝負になる場面で53kgなのは今回有利のはず。
モズナガレボシは、小倉記念を格上挑戦で制したということで、まだ55kg。追い切りはかなり動けていましたし、外を回る持久力勝負が向くタイプ。

アラタは直前のパドックをちゃんと確認したいです。
追い切りは結構四肢のブレが目立っていて、夏場にピークが過ぎてもう落ちたか?という印象を持ちました。
まあまあレベルの低いオープンを勝ったことで56kgというのは、正直分が悪いです。
ココロノトウダイは、この枠の並びで内枠を引いたのなら、内を突かないとアドバンテージがありません。状況を見てインベタ有利なら。

東京11R
オーロカップ
◎14.インターミッション
○11.ダディーズビビッド
▲18.ムーンチャイム
△03.プールヴィル
△01.タイセイアベニール

大敗続きの馬が多くて、どの馬が巻き返すのかを予測するゲームは厳しいですね。
おまけに東京芝1400mを相当苦手としている騎手ばかりなのも不安。
シャインガーネットも、相手が弱ければ素直に勝つタイプなのかと言われると…。
信越Sの2着3着馬は、どちらも非常に良いデキだったように思うので、ここでも期待したいところなのですが。

阪神11R
エリザベス女王杯
◎09.ウインマリリン
○06.ランブリングアレー
▲11.ソフトフルート
△01.レイパパレ
△15.ウインキートス
△07.シャムロックヒル

直前の追い切りでビッシリ動けていた馬が少なくて、2000mが適性ピークで2200mだとちょっと…というタイプが多いように感じます。
でもエリザベス女王杯は、いつもこんなムードですよね。
半数の馬がチャレンジ精神で試してみる出走が多く、デキをピークに合わせて登場する馬の比率が多いのは、全馬守備範囲内のヴィクトリアマイルの方。
2200mの適性が明らかに高くて、このレースを目標にしてきたという馬をきちんと評価するべきでしょう。

今年は3歳馬の出走がアカイトリノムスメとステラリアのみ。
3歳馬がエリザベス女王杯を克服するのは、大抵秋華賞から多数出走している時。
3歳馬でも2200mですぐ通用するだろう、古馬が弱そうだからチャンスがあるだろう、などと各陣営の方から見えた時に、先行馬・最有力馬らがこぞって7〜10頭登場し、まるで秋華賞の再戦のようなムードになるからこそ、3歳馬が秋華賞に続いてエリザベス女王杯でも走りやすい要件が揃うわけです。
今年は秋華賞に続いてエイシンヒテンやソダシが出てきたわけでもなし、先導役はレイパパレかロザムール、リュヌルージュ辺り。
おまけに2000→2200mに、内回り→外回りにコースが変わりますから、秋華賞とはラップも条件もメンバーも大きく様変わりします。
こういう条件の変化が多いほど、安定した走りはしにくくなるわけで、アカイトリノムスメは強い3歳世代とは言え、かなりアテにしにくいと考えています。

メンバー構成の話を続けますが、全体でみると有力馬はオールカマーからの出走馬が多いですね。
再度触れますが、ロザムールとレイパパレが先導役で、好位を固めるのがウインマリリン、ウインキートス辺り。
2200m持たせるような競馬を一度試したことで、レイパパレもロザムールも自身が残せるように工夫するとは思いますが、ウインマリリンからすれば2200mギリギリで止まりそうなちょうどいい先導役が今回も登場してくれるというわけです。
横山武史騎手が阪神2200mの騎乗履歴が少なく、コースのクセを知らないにしても、おぜん立ては相当整っていますし、レースの方針を立てやすい。この有利はだいぶ大きいでしょう。
ウインマリリン自身、昨年のエリザベス女王杯でノームコアを追いかけての4着。上位3頭はG1複数好走できる化け物級の馬でしたし、昨年の内容がかなり良い教訓になっていると思うので、その面でも乗りやすさはあるはず。中間若干順調さを欠いた(肘腫)影響が仕上げに響いてなければいいんですが。

オールカマーは外を回った分、少し脚色が鈍ったランブリングアレーですが、馬体はかなり良いですし、2200mがまるでダメだとは思えません。
1800mだとほぼ無敵で持久力勝負に相当強い方なので、改めて注目します。
ソフトフルートは昨年のエリザベス女王杯に出走し、ウインマリリンと1馬身弱の差。その後転厩のゴタゴタがあって3勝クラスも負けたりしていましたが、秋華賞で3着に激走した例もありますし、G1レベルでも足りる上に距離も大丈夫。
新潟牝馬Sはおかしな流れだったので負けは度外視してもいいはず。







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