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★本日のメイン

中京11R
ポートアイランドステークス
◎12.ルークズネスト
○05.ガゼボ
▲08.マイラプソディ
△06.エアロロノア
△07.レッドガラン
△09.プリンスリターン

さすがに最終週ということもあって、中京の芝は馬場の内がだいぶ荒れてきていますし、同時に内に拘る逃げ先行馬が苦しくなってきています。
早くから外に持ち出して粘るタイプが、直線後半に惰性が効くようになりましたし、決着時計も速い水準をキープしているものの、上がりが掛かるようになっています。
だいぶスピード持久力が大事なので、大トビパワータイプが巻き返せているのでは。

巻き返し必至とみているのは、ここまで中京コース全連対のルークズネスト。そして大トビ有利の状況で注目しているのは、ガゼボとマイラプソディです。
ルークズネストの前走、NHKマイルCは、非常に時計が速い決着だったうえに、馬場が軽すぎなのに馬群の外を回って勢いに乗せた馬有利の状況だったので、内枠で揉まれたのがだいぶ響きました。
本来は自在に立ち回れるタイプですし、中京の坂に対しても溜めが効く強みがあり、今回は大幅な条件好転だと思います。馬体も増やしてくるはず。
ガゼボは時に550kgを超えてくるぐらいの巨体で、骨量が非常に多く若干鈍足気味のところがあるタイプ。
前走の朱鷺Sは、仕上がりは良い方でしたが圧倒的外枠有利状況で内の馬群の中。本来は先行できるタイプですし、直線坂もあった方がいいので、巻き返せる所です。
マイラプソディも似たように、それほど瞬発力のいいタイプではないのですが、淡泊な展開になってからの体力比べなら。休み明けでこその狙い。

中山11R
スプリンターズステークス
◎04.ピクシーナイト
○05.ファストフォース
▲01.シヴァージ
△12.レシステンシア
△11.ジャンダルム

台風が過ぎて蒸し暑いほどの好天が戻り、土曜日のうちに馬場は一気に回復。
そもそもが全面野芝開催でしたし、馬場の内も大して荒れていないので、日曜日には例年通りの時計の速い、パンパンの馬場状態が戻ってきそうです。1分7秒台か、あるいはレコードを記録した水準に近くなるのではないかと。
そして、馬場が軽すぎる時のスプリンターズSの時は、内枠の馬の有利が増えます。

昨年、鍔迫り合いを演じたビアンフェとモズスーパーフレアが今年も登場し、お互いがどういう綱引きをするのか、あるいは他の馬が果たしてどう立ち回るのか?
考えるべき部分はいろいろあると思うものの、やはりスプリントG1で同年の重賞勝ち馬が多数勢揃いしていますし、少しタフなペースになったとしても、後ろの集団は固まって隙間なく進みます。
窮屈な競馬になった場合でも馬込に怯まず捌ける我慢強さと、内を通ることが不利にならず有利になりえる脚力があるのが大事でしょう。
そして今年の状況であれば、1分6秒台の競馬を経験しているCBC賞好走馬に改めて注目したいところです。
ファストフォース、ピクシーナイトともに後肢の脚が不安を感じる程細い造りですが、今季の充実ぶりを見るように、細めの四肢に対してアンバランスにも感じる筋力をまとっています。
もともと500kgを超える体重でしたが、それまでバランスの取れた姿勢を作れず、少々スランプ気味のシーズンを過ごしていたことも似ています。
鍛錬がようやく実り、持ち前のパワーと構造の軽さが噛み合ってきたことで、「速く脚を回せてパワーが逃げず、結果いち早くスピードが出る」強みを得たと。他の馬が追走ですら苦労するような状況でこそ、持ち味を発揮できるはずです。
シヴァージは単純に枠順。そもそもは骨量の多すぎる筋肉質タイプで展開待ちキャラですが、中間は非常に良い追い切りを見せていました。動ける造りなのは間違いないです。インベタ徹底が活きる状況になれば。

ビアンフェは前脚に癖があって柔らかい走りができないタイプなので、平坦コースでしか粘りが効きませんし、実績も実際そうなっています。
モズスーパーフレアはこういう場面で抑えて対応する競馬を学ぼうとしていません。内が荒れていないのに、この枠はキツイですね…。
レシステンシアはそれなりに認めるべき能力の高い馬。順調さでは評価すべき。
ダノンスマッシュが、今シーズンはちょっと減点。今回は単純に仕上がりが微妙かな、と感じています。
クリノガウディは論外でしょう。履歴が弱すぎです。追い切りも別に…。







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