ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

小倉11R
小倉日経オープン
◎10．ワイプティアーズ
○06．プリンスリターン
▲04．ダブルシャープ
△03．ミスニューヨーク

今年は日程の関係で小倉記念と中京記念を小倉で行いましたが、重賞後に格下がりオープンに連戦で出走してくる馬よりも、このオープン戦に合わせて仕上げてきた馬の方がデキはいいのでは。
加用厩舎の２頭がたまたま調教映像に上がってきたのですが、小倉記念に出ても好勝負したのでは？と思ったほど、いい動きでした。
だいぶ芝が読みにくい状況になっているのは事実ですが、ワイプティアーズには今回逃げてみてほしいです。

札幌11R
キーンランドカップ
◎12．レイハリア
○05．メイケイエール
▲04．タイセイアベニール
△11．ミッキーブリランテ
△15．マイネルアルケミー
△13．ダイアトニック

追い切りを見ていると大半が「だいぶ調子を崩しているのでは…？」と感じますね。あんまり札幌の気候が良くないのかもしれません。美浦や栗東で仕上げて北海道に持ち込んだ馬も、現地で体調を落としているかも…。
札幌の芝はだいぶ外差しが決まるようになってきましたが、それでもペース次第。前の組が残る決着もありますし、馬場の大外を回る馬が間に合うレースもあります。
馬群の形次第では、みなが大外へ向かう内を掬って好走する馬も出てきそう。そういった混戦の時に、斤量の軽い３歳牝馬のあと一押しが効くのでは。

レイハリアは葵Sで持ち時計を大幅に更新して勝利しましたが、このメンバーでは新鮮味をまだ維持しているようですし、集中力もありそう。
亀田温心騎手が札幌芝1200mをかなり得意としている、というデータも面白いです。デビューから10鞍以上の経験があるコースの中で、連対率25％超えはなかなか。大半が人気薄の馬なのにこれだけの好成績を挙げられるのは偉い方です。
目立って良い方に偏るデータがちらほらと出てくる騎手というのは、将来的に伸びる傾向にありますし、このレースの後も期待して見ていきましょう。
メイケイエールは短い距離の方がいいのは確かだと思いますが、今回も暴走してしまうんでしょうか？
あれだけ酷いシーンを数回見せているのに、武豊騎手がまだ乗るというのも、素質を買っている証拠とは言えそうです。追い切りはまだまだ悪い面が残っていますが、まあ評価したいゾーンではあります。

新潟11R
新潟２歳ステークス
◎08．アライバル
○02．クレイドル
▲12．グランドライン
△03．ウインピクシス
△06．オタルエバー

新潟２歳Sに関しては、特に何か言えるようなことはありません。
新潟２歳S辺りが能力的なピークになりがちな体型、というのもあるにはありますが、そういう馬を狙う意味はあんまりないんですよね。この後朝日杯やホープフルSに行っても勝負になるような馬が、新潟２歳Sにやってくる例も多いだけに、能力の上昇上限を決めつけて評価する理由もあんまりありません。
少なくても、追い切りの動きを見ていると、昨年よりはレベルの高いメンバーでしょう。

アライバルは馬体がまだ緩い状態で圧勝しましたし、ポテンシャルは確かに高そう。
ハービンジャー産駒なのでパドック的目線だと見極めが難しいんですが…。追い切りであれぐらい動くなら、という評価です。
クレイドルはステラヴェローチェの下。この馬も早熟かな？と思わせておいて良い緊張感を保ち、レースの反動が少ない強みでジワジワ成長しそうなタイプ。追い切りの動きが良かったので、期待したいところです。
まあ、パドックで見比べてみてからですね。

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