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★本日のメイン

小倉11R
北九州記念
◎18.ボンボヤージ
○09.シゲルピンクルビー
▲17.ヨカヨカ
△02.エングレーバー
△07.ジャンダルム

小倉競馬場の芝は、やはり荒れてはいますね。
土曜日の1Rで人気薄の逃げ粘りがあり、その後も内側大丈夫なのでは?という結果もありましたが、メインレースは騎手が馬場の大外をぶん回して上位に食い込む例も。
1日、5鞍以上レースを使い込むと、すぐ悪くなってしまうようで、多少激しいレース展開になると、外差しが間に合うようですね。
土曜から日曜にかけての夜半にも雨が降ったようですし、何なら午前中もまだ雨が続く予報だそうで。ラチを頼りたいタイプにとっては、だいぶ厳しい状況ではないかと思います。
おまけに今回は、頭数がフルゲートのハンデ戦。
内枠の馬が自由に馬場の大外へ向かったり、外枠の馬が内に潜り込んだりするのが非常に難しくて、内なら内、外なら外ルートを通らされるはずだと。
内と外の馬が全く違う質の競馬をしている可能性が高く、いかにも単純な能力では決まらなさそうな状況。
当日の傾向を見てから考えたいところなのですが、直前で抜群の追い切りを見せたとてそれが結果に反映されなさそうなのが嫌ですね。

モズスーパーフレアもジャンダルムもすごく良い動きを見せていたのですが、期待は好位から馬場の外を回れる外枠、そして斤量の軽い馬。
ボンボヤージは格上挑戦。ここまで小倉芝はパーフェクト連対、いかにも坂コースだったり揉まれたりすると苦しいタイプ。
栗東坂路ではなくCWで調整する馬ですが、追い切りもかなり動いていましたし、ここまで単純に履歴が若いのに、調子が上向いて馬体が増えているのは加点材料。かなり良い条件が当たった馬だと見ています。
シゲルピンクルビーは、前走函館SSで人気を集める存在になっていましたが、スタートと直線入口で大きな不利。全く力を出せませんでした。
若干小ぶりのタイプですがバラけた方がいい走りをしますし、馬群がバラけていく流れの方がいいでしょう。52kgなら。
ヨカヨカも、重賞連対実績がありながら51kgとかなり軽いです。追いきりでは未だに変な癖があって、詰めの甘さがあるのも当然という動きですが、今回はいい条件が当たったと見たいですね。

逃げて良いスピードが勝ったタイプ、逃げ馬候補は全て評価を下げます。
アウィルアウェイにとっても良さそうな状況ですが、斤量が厳しいかなと。

新潟11R
NST賞
◎01.デュアリスト
○13.オーロラテソーロ
▲03.サイクロトロン
△11.ウルトラマリン
△10.ノンライセンス
△15.クーファピーカブー

午前中に雨が降って、多少は馬場を湿らせた程度の状況で始まると思います。
高速ダートにまで推移するかは怪しいですが、砂煙は上がらないと思いますし脚抜きは良いはず。

今回はかなり面白いメンバーが揃っている番組になりましたが、この辺りからそろそろダートの高額条件に3歳馬が合流し始めます。
2勝した後すぐオープン・重賞で戦わされる仕組みなのが2歳〜3歳前半なので、履歴は若いのに結構タフな経験を重ねている馬が多く、スランプ真っただ中にいる馬よりも体が固まっている馬がいたりします。
デュアリストは1400mすら長い?と思えるぐらい、スピードが勝ったダッシュ力を持つ馬で、内枠を引けたのならなおさら有利。
ハンデ戦なので53kgだから有利とは言えないものの、この相手なら。
3勝クラスでいい勝ち方をしてきたオーロラテソーロは注意したいところ。

とにかく今回は、斤量が軽いことや脚力がそもそも高いこと、あるいは外枠など、何でも要因はかまわないのでスタートダッシュを決めた方が正義。
本来は斤量52kg以下の馬は実力不足であることが多いのですが、今回に限って何かの拍子で行ききれてしまうと、相当有利になりますから。

札幌11R
札幌記念
◎01.ステイフーリッシュ
○04.ラヴズオンリーユー
▲12.ブラストワンピース
△07.ペルシアンナイト
△08.ユーキャンスマイル

相変わらず札幌の馬場状態は良好のようで、未だに逃げ馬が活躍しています。
日曜日は昼過ぎから雨が降るとのことで、馬場傾向が急に変わるのは心配ですが、多少渋ったとて札幌記念は展開次第で逃げも残せますし、極端な豪雨でもなさそうなので、追い込み馬ばかりに目を向けるのも変ですね。フラットに考えた方が良い場面だろうとは思っています。

単純に今回出走してきた馬の格を考えると、G3レベルでも一杯一杯の馬と、G2〜ときにはG1で戦える脚力を見せた馬とで、結構の格差があるメンバーではないか?と思っています。
トモが薄いけれど&痩せ型だけれどもオープンクラスで勝負になるかも…の馬、背丈があり脚力がしっかりしていて、手先の弾力が重賞レベルでも上位の馬とでは、後者の方がどのような馬場状態でも上回るでしょう。
一旦スランプに陥ったブラストワンピース、海外帰り初戦のラヴズオンリーユー。クイーンCや函館記念辺りで入着して良くやったと言われる馬。…実際、パドックで見比べるとかなりの格差を感じるのでは?

追い切りを見て非常に良い動きに見えたのがステイフーリッシュ。
調子の波がほとんど変わらず、追い切りイマイチに見えてもG2で掲示板を外さない安定株ですが、今回のメンバーなら単純に圏内にいるはず。そのうえで、札幌入りしての気配落ちが全く感じられないように見えました。速い時計は出していないのですが、走りのバランスがだいぶいいと思いましたね。
逃げ馬がハッキリしている中で、最内枠から絶好のポジションを奪える好枠。いい展開が見えるということで、評価したいと思います。勝ってくれてもいい。
同じ矢作厩舎ですが、ラヴズオンリーユーは別の調整。早めに函館入りをして追い切りでいいタイムを連発中。
海外で連戦・輸送を続けて、4カ月弱で仕上がるかは疑問もありますが、今回は相手が弱いという1点でかなり評価できるのでは、と思います。
ブラストワンピースは、雨で渋った札幌なら大歓迎でしょう。大分復調気配を感じますし、このメンバーなら。

ソダシはダートでかなり強そうな、膝関節のかなり硬い突っ張るフットワーク。
阪神外回りをパワー優位で凌いだ、というのが個人的な評価ですし、他のディープインパクト牝馬とは違って、2000m以上のレースでラップのメリハリがある流れに対応しきれないのでは?と。オークスはギアチェンジの甘さを咎められたような負け方でしたし、牡馬+古馬+中距離芝が堪えるタイプではないかと考えています。






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