スタッフコラム一覧へ戻る



函館11R クイーンステークス 近走「逃げ」の戦法を取っている馬が3頭出走と、ミドル〜ハイペースになりそうな今年のクイーンS。距離は違えど土曜日に行われたSTV杯は、前半1000m通過59秒3でレースの上がり3ハロンは36秒5と所謂上がりの掛かる展開に。 STV杯レースラップ 12.5-10.8-11.8-12.0-12.2-11.7-11.8-11.7-12.1-12.7 クイーンSもこれに近い展開になり、持久力・持続力が優れた馬が好走するとみる。 浮上してくる馬はEマジックキャッスル。近2走は瞬発力勝負寄りのレースで好走しているが、本質的には3、4走前のような上がりの掛かる持続力勝負が向いている馬である。 後半4F個別ラップ 4走前:秋華賞 2着 11.9-12.3-11.4-12.1  3走前:愛知杯 1着 11.4-11.7-11.6-12.1 秋華賞では3コーナー過ぎで不利を受けながらもラスト1Fはデアリングタクトに並ぶ最速のタイムをマーク。 愛知杯でもラスト1Fは最速タイのタイムと最後の伸びに関しては定評がある。似たようなタイプもいないので、ここでは一歩リードしているとみる。 2番手評価はHテルツェット。G1初挑戦の前走は歯が立たなかったが、2走前のダービー卿CTのパフォーマンスを見る限り小回りの持続力戦に対応できるとみる。 個別ラップ ダービー卿CT:1着 13.3-11.3-11.0-11.1-11.2-11.4-11.4-11.9 後半ラップだけを見ると平凡に映るが、道中で11秒前半のラップを刻んでいたことを考慮すると、ラスト1Fを11秒台でまとめきれた点は評価できる。テンが速くない分評価は下げたが、1F目13秒前半で入ることができれば逆転も見えてくる。 ◎Eマジックキャッスル ○Hテルツェット △Aイカット △Dドアナトラエンテ △Fマイエンフェルト △Iサトノセシル △Kシゲルピンクダイヤ



スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||