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東京11R オークス ◎ファインルージュ ○ソダシ ▲アカイトリノムスメ △クールキャット △ユーバーレーベン △ステラリア オークス自体は”放牧効果が活きる”レース。16年シンハライト、17年ソウルスターリング、18年アーモンドアイ、19年ラヴズオンリーユー、20年デアリングタクトと、近5年のオークス勝ち馬は、いずれもレース前に短期放牧を挟んでいた。 もちろん、強い馬がたまたま放牧に出ていただけとも言える。しかし、きちんと折り合って長い直線で最後まで末脚を伸ばすには、能力や血統だけでなく、放牧効果で心身の両面が充実した状態にあることが欠かせないともまた言えるだろう。 よって本命はノーザンF天栄帰りのファインルージュとした。世代限定戦なら中距離でも大丈夫。木村厩舎×ノーザンF天栄で、関東圏の競馬場で真価を発揮する組み合わせ。長距離輸送がなく、短期放牧の効果も受けられる今回は仕上がり面でライバルを上回れる。 ソダシは1800mでの重賞勝ちもあるので、距離はあまり不安視していない。先行して上がりもまとめられるので、これまでと同様に”終わってみれば強かった”という競馬になるのでは。中間が在厩調整なのはアルテミスSや阪神JF時と同じ。坂路でのフットワークも軽やかで、この馬なりに態勢は整っている。 今年は桜花賞好走馬が強く、フローラSで上位の上がりを使ったクールキャットとユーバーレーベンがそれに続く力量と考えて連下以下の印を決定した。ステラリアは馬体減だけなければ。



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