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★本日のメイン

新潟11R
吾妻小富士オープン
◎07.ライトウォーリア
○11.スパーダ
△05.クレスコブレイブ
△02.ブランクエンド
△06.ダイアナブライト

新潟競馬場は土曜日も脚抜き良いダートで前が止まらない状況が続き、その後夜半に雨が降ったことでさらに湿るので、日曜日の間は回復しないでしょう。
スピード必須の馬場で後方の馬には出番がないでしょうし、高い位置を奪った馬が断然有利なので1コーナーの鍔迫り合いが勝負。枠順、僅かな斤量の差もポイントになるでしょう。

ライトウォーリアはマーチSではだいぶ厳しい競馬になったかもしれません。大逃げでしたが、先頭は1000m通過1分を切るペースで進み、離れた3番手以下が競り合いながら進む展開。
そもそもあまりお尻にボリュームがなくて飛節がまっすぐすぎるタイプなので、前肢をそれほど掻き込まずピッチ走法に近い走り。道中アップダウンを上手くこなすことができずスタミナ切れしてしまいましたが、脚抜き良いダートやオール平坦の小回りコースの方が良さは出るはず。
スパーダも、どちらかというと道中のスピードを削がれる展開・隊列だと大幅に能力半減してしまうタイプです。平坦であれば、距離も誤魔化せるのでは?
メイショウワザシは外目の枠で56kgなのが、大分響いてしまうかも。

東京11R
スイートピーステークス
◎05.エリザベスタワー
○13.ホウオウカラーズ
▲08.リュクスフレンド
△01.ミツルハピネス
△05.ネクストストーリー
△07.スウィートブルーム

東京競馬場は土曜日の開催後に雨がかなり降ったそうで、湿りはしましたが、日曜日は快晴。気温も急激に上昇しますし、馬場は回復間違いないところでしょう。メインレースのころには、いわゆるパンパンの良馬場にまで戻るはず。しっかりバネを使えて弾けるタイプが有利でしょうし、パワーはほぼ不要。

エリザベスタワーは、チューリップ賞ぐらい走れれば、ここでは地力上位。
あまり見映えがしない馬体かつ筋力も半端で、エンジンの掛かりが鈍いタイプ。一瞬の加速というより、広いコースでスパート地点の速い勝負になった方がいい馬。
賞金十分なのにオークスに向けて準備するのではなく、スイートピーSを挟んだということは、相手の弱い.組を見て勝ちに来たということ。
ホウオウカラーズは年末挟んで大幅に馬体良化。
リュクスフレンドは2走前に示した内容が良いです。この馬は明らかにバネ勝負した方がいい細身のタイプ。

阪神11R
天皇賞(春)
◎05.ディアスティマ
○15.オセアグレイト
▲14.ウインマリリン
△12.ディープボンド
△02.アリストテレス
△03.カレンブーケドール

阪神で行われる3200mは、序盤は外回りコースを通り、2周目は内回りだそうです。おまけに京都のような3コーナーアップダウンがないコースですから、3000m級の長距離として全体を見直すと、ほとんど平坦。
例年ならスタンド前での大歓声が影響して折り合いを欠いたタイミングで、向正面仕掛けるべきかどうか迷う大きな上り坂を迎える…というのが京都の3200mだったはずですが、阪神ではそういうことがありません。
おまけに今年は様々な事情もあって無観客競馬。先行馬に対するプレッシャーが、例年よりも極小、皆無?と考えるべきかも。
ボロボロで毎週ダメージを増している新潟芝とは違い、阪神芝は生え変わって回復もしてますから、やはり先行馬を軽視できません。
前脚をガツガツ叩く鈍足スタミナ追い込み馬が重視されがちな天皇賞春ですが、今年はフットワークがキレイで伸びのいいタイプを評価すべきではないかと。

ディアスティマは、充実一途で本当に絶好調。最近はトモの張りが抜群ですね。
昔は明らかに斜尻と感じるほどトモが薄くて腰が引ける姿勢でしたが、近走徐々に馬体重が増量すると同時に、ゴツゴツした体つきのように見せる程で、繋の弾力をかなり感じます。
長距離戦で使い詰めの馬は、痩せて寂れてしまい、手先もふにゃふにゃになる馬が大多数なんですが、ディアスティマは中距離重賞でも勝負になるのでは?と感じる緊張感があります。
スタミナを問われる条件になると、一歩一歩に力を込めることがスタミナ消耗の面でマイナスに作用することも多々あるのですが、例年の京都3200mよりも楽な設定でスピード持久力が求められるなら、バネが効くフットワークをしていることが強みになるはずです。
オセアグレイトは薄手の体型でトモが寂しいタイプ。これこそステイヤーで瞬発力不足というキャラですが、3走前の通り摩擦の少ない位置取り勝負に近いレースになるなら注目。調教を見ての通り、とにかくストロークが柔らかくフットワークがキレイなタイプ。
パワーと速力がないので、高額条件でタフな流れになると持たない部分はあります。今年はこういうタイプの方がチャンスあるのでは、と考えています。
ウインマリリンは体型的に中距離タイプで、胴もやや短く、お尻の幅も薄い方。2500mでも正直どうなの?と感じる部分はあるものの、スタミナを問われない軽い芝なら、素軽さで勝負できるのでは。

ワールドプレミアやアリストテレス、ユーキャンスマイルなど、同世代相手の長距離根競べで良さを見せたタイプは、骨量が多かったり目立って足が長かったりと、重たい動きで強みを示します。
スピード性能比べになってしまうと、位置取りの差を逆転する手段が減りますし、今年は結構分が悪い勝負となってしまうのでは?






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