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中山11R 皐月賞
天気予報では土曜の夜遅くまで5〜9mm/h程度の雨が降り、明け方には止むみたい。ただ、連続開催の最終週で先週の傾向的にも内はダメで外差しが優勢。時計も掛かりつつあるので…
その時計の掛かる持久力勝負となったのが昨年のホープフルS。今年の皐月賞はホープフルS好走組を中心として予想を組み立てる。
まずはホープフルSの勝ち馬ダノンザキッド。同馬は後半4Fを12.1-12.0-11.8-12.6で上がって勝利。タイムだけに注目してしまうと「そんなに大したことない」と捉えられがちだが、道中12秒台が続きながらの展開で、ラスト1Fを12秒6と減速を抑えきれたという点に価値がある。
加速性能の差で前走の弥生賞は敗れてしまったものの、後半4Fラップは12.2-11.5-10.9-11.8と自身初の後半ラップ内で10秒台をマークした点は成長を感じた。
好調の川田騎手を背に2歳王者の巻き返しに期待したい。
ホープフルS3着のヨーホーレイクは後半4Fを12.0-12.0-11.9-12.5で上がり、ラスト1Fはメンバー中最速のタイムをマーク。
前走のきさらぎ賞では最後の直線で何度か外にモタれる面を見せながらも、後半4Fラップを11.8-11.6-11.3-12.0とスムーズに加速できていた点は評価できる。
5着のシュヴァリエローズは12.2-12.1-11.8-12.6でラスト1Fはダノンザキッドと同タイム。切れ味勝負だと分が悪いが、前が止まってジリジリ追い上げる形で3着に割り込む…という可能性はありそう。
きさらぎ賞でヨーホーレイクに勝利したラーゴム。後半4Fは12.2-11.7-11.5-12.2とこの馬もスムーズに加速できた点が評価できる。ラスト1Fは早めに抜け出した分甘くなったもの。巧く立ち回れるタイプなので、レベルは上がるが相手なりに走れそう。
◎Gダノンザキッド
○Eヨーホーレイク
▲Hラーゴム
注Mアサマノイタズラ
△Dヴィクティファルス
△Fエフフォーリア
後半ラップは素晴らしいが、テンが遅い面(3走続けて13秒台)が気掛かり
△Iシュヴァリエローズ
△Lタイトルホルダー
馬具変更が功を奏し折り合い面が改善。瞬発力勝負向きだとみて評価は下げた。
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