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★本日のメイン

阪神11R
六甲ステークス
◎04.セダブリランテス
○05.ワールドウインズ
▲10.リュヌルージュ
△09.マイネルフラップ
△01.クリスティ

大半が近走スランプ馬だらけなので、真っ当に動ける造りの馬が少ないはず。
休み明けでも仕上がりが早く、緊張感を保てるセダブリランテスや、冬場でも勢いに乗って駆け上がってきたワールドウインズに印が集中するのも当然。
当日阪神の雨の具合が酷すぎたり、極端に偏った馬場にならない限りは、荒れ目になることはおそらくあり得ないんじゃないかと。

中山11R
マーチステークス
◎03.レピアーウィット
○11.ナムラカメタロー
▲12.ヒストリーメイカー
△07.マイネルユキツバキ
△06.アメリカンシード
△08.ハヤヤッコ

昼過ぎから雨が降る予報なので、メイン頃3時間後あたりになれば、多少は湿った馬場にはなることでしょう。しかし、高速ダートというほどは?せいぜい砂煙が上がることがなくなる、程度ではないかと思います。超高速馬場に至る程ではないはず。
そして春風が強くなり、比較的タフなダートになったマーチSは、パワー優位の巨漢大トビがいつも活躍し、小ぶりのスピードタイプは大苦戦します。
アメリカンシードは、その意味でだいぶ不安があります。前走のパフォーマンスからも、強烈に脚抜き良いスピード馬場が良さそうなタイプ。序盤から競り合う同型も結構いますし、この馬自身はトモ幅が分厚いわけでもなし。
珍しくドバイWCや高松宮記念にルメール騎手の騎乗馬がなくて、G1の裏開催の重賞に連続騎乗で挑戦できることになりましたが、超えるべきハードルがかなり高いのではないか?と危惧しています。

期待は、中山でのパフォーマンスが非常に高いレピアーウィット。昨年の3着は、勝負所で押し上げて行けず流れには乗り損ねていますが、後半のスタミナとパワー分で3着まで押し上げてきました。
大敗も多くてあまり安定感はないものの、ツボにハマる条件なら能力を大幅に引き上げてくるタイプ。今年のメンバーなら、かなり期待はあります。
ナムラカメタローも、腹ボテ体型で筋肉量と骨量豊富な大型馬。中山コースのスタミナ勝負でこそのタイプ、スランプも確実に脱してきました。筋力がありすぎにも思えるぐらいなので、キレを取り戻した時は続けて評価します。
ヒストリーメイカーは相当に背丈の高い馬ですが、案外2000m以上のレースで上手く走れていません。上がり性能が強烈に問われる条件ではまるでダメなので、中山初見参ではあるものの、大分うまく走れる方なのではないかと思っています。

中京11R
高松宮記念
◎09.インディチャンプ
○15.マルターズディオサ
▲10.ラウダシオン
△04.モズスーパーフレア
△14.ダノンスマッシュ
△06.ダノンファンタジー

雨の影響がどれほどのものかだいぶ気になってしまうところですが、雨が降って時計の掛かる決着になった方が、有利が大きくなる馬がいるはず。
それまで芝1200mの経験が皆無で、そもそもの追走性能自体が不安視されていたインディチャンプ、マルターズディオサのような馬は、プラスが大きいのでは。
ちょっとばかり道中の追走ペースが落ちて、直線も最内の状況が悪化し、馬場の外を回る馬が不利になっていない。外を回ったとて追いつく率が高い。初距離のインディチャンプにとっては、雨が降って助かる要素の方が大きいでしょう。
昨年の高松宮記念は下手すればクリノガウディーに勝たれた世界線もありました。基礎スピードで劣っていた馬にとっての雨の助けが、どれだけ大きかったのかと。
逆に、1分7秒台の速い馬場で勝った記録が数回ある典型スプリンターの方が、だいぶ湿った馬場でのG1は苦手と言えるはず。昨年のダノンスマッシュ、タワーオブロンドンがまるで力を出せなかったのは、その典型例だったのでは。

ラウダシオンは若い頃に1200m重賞に出走した経験があり、マイルG1勝ちののちにまたこの路線へ出戻ってきましたが、レコード勝ちを連発するタイプではありませんし、前走を見ても悪馬場の方がベター。
逆にレシステンシアは、これまでスプリント経験のない馬で、悪路で好走した桜花賞2着が目立ちますが、自身の履歴としてはレコード勝ちが2度あるように、トップスピード持久力に長けた強みを生かしたいタイプ。
ラチ沿いが全然止まらない馬場状態の時の方が、アドバンテージはあったはず。なんならあれだけ酷い馬場になっていなければ、桜花賞でデアリングタクトを封じていたはずですし…。雨が強まる上に、モズスーパーフレアが内枠にいるような状況で、敢えて評価するほどではないのでは。







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