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★本日のメイン

小倉11R
八代特別
◎17.ラストヌードル
○08.ジェットモーション
△15.タイセイシリウス

ラストヌードルは若い頃に2000m、2400mを経験しているものの、当時は馬体の完成度が低くて結果が出ませんでした。確かソエの出が酷くて、しっかり追いきり出来なかったような覚えがあるのですが。
そこからずっと1800m以下ばかり使われていて、2000m以上には目を向けたことはなかったのですが、背丈があって体格も良く、だいぶ馬体も引き締まってきましたし、馬体としては2000mも全く問題なく我慢できると思います。今回は久々の2000m出走。
小倉コース自体も得意で、トビが広くて上がりが掛かる決着も有利なはず。ここ4戦は全て戦った相手がかなり強く、3走前は東京新聞杯を勝ったカラテに先着しているほど。
馬場が渋って内がダメになっている状況で大外枠を引けた有利もありますし、今回は結構状況が向いていると思います。

阪神11R
チューリップ賞
◎02.ストゥーティ
○12.タガノディアーナ
▲08.テンハッピーローズ
△01.メイケイエール

メイケイエールは重賞を連勝し、G1で4着と結果を残した中でも、出遅れた上に序盤から折合を欠き、コントロール不能気味になるシーンがずっと続いていました。それで高いレベルで走れていたからこそ素晴らしいのですが。
そもそも賞金的には足りていますし、本質的には短距離馬の気性&体型。追い切りも今一つピリッとしませんし、捨てレースで折合を教えるような競馬をする可能性もあると思います。というか、走り方や履歴を見れば見る程、マイルの重賞断然人気に屈して評価すべきと思う気持ちが全く沸いてきません。さすがにこういうタイプは、合わない条件では常に下げでいいのでは?と感じます。
広いコースでこそ、と思っているのはストゥーティとタガノディアーナ。どちらも背中が伸び気味で、お尻のつくりと後肢の可動域にゆとりがあり、大きく捌いていいタイプ。
今年は例年のチューリップ賞に比べてもメンバーのレベルがだいぶ低く、昇級してモロに負けた馬だらけ。まだ馬体の緩い3歳春牝馬が一度リズムを崩すと、巻き返しもスンナリ効くかどうか怪しい部分がありますが、上がり脚の性能がしっかりしている馬を評価すべきかとは思います。

中山11R
オーシャンステークス
◎04.ビアンフェ
○03.カレンモエ
▲02.アルピニズム
△10.ヴェスターヴァルト
△15.ダイメイフジ

昨年スプリンターズSで追い込んで3着に入線したアウィルアウェイや、その他もアストラエンブレムやラヴィングアンサー、エイティーンガールらがオープンクラスで実績上位になるかと思いますが、みんなその結果を出した馬場が差し・追い込み有利の状況。先行馬が止まってもこの展開なら当然、という流れもありました。
しかし今回の中山芝は、先週ほどではないにしても馬場が硬めで芝の根つきも良好。後ろの組が届くような状況ではないと思います。メンバー組み合わせ的にも前の組有利でしょう。
ビアンフェは前走同じ条件で大敗しましたが、この路線の頂点級が集まるスプリンターズSでしたし、モズスーパーフレア相手に競り掛けて息切れしたもの。スタートの前にゲート入りを相当ゴネた、唐突に気性難を見せて消耗していたという背景もありました。実際仕方ない所もあったと思います。
ラチを頼るのが絶対というタイプなのでスタートは注意したいところですが、内目の偶数枠は絶好。今回去勢明けにはなりますが、結構しっかり乗り込まれているようですし、ノーマークもあるなと見て。
カレンモエは母カレンチャン。相当詰めが甘くて馬体もなかなかハマらない馬でしたが、ようやっとパンとしてきたのか、京阪杯は非常に良いパフォーマンスで舌。時計の速い馬場は歓迎のはず。
アルピニズムは持ち時計をかなり詰める必要があるのですが、馬体にセンスは感じる馬ですし、追い切りも良かったと思います。この枠をもらえたのなら生かしたいところ。






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