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★本日のメイン
小倉11R
下関ステークス
◎17.クリノアリエル
○10.クーファウェヌス
▲14.ウォーターエデン
△18.エレヴァート
△12.タマモティータイム

土曜日の小倉メイン帆柱山特別は、回復途中の稍重発表。天気は快晴だったと思うんですが、完全には戻りきらなかったはず。
それでも序盤のテン争いは3F目を10秒9で通過するハイペースで進んだ上、直線に向いても先行馬が内も外もほとんど止まらないまま粘り、1分8秒3で決着。稍重の2勝クラスでこの時計なので、3勝クラスならもっと速い水準でしょう。
日曜日はもっと乾いているはずで、おそらくは1分7秒台半ばの決着。そうなれば、ある程度短距離路線を一巡はしている馬同士ですし、1分7秒台決着で好走した履歴がある馬でないとおそらく厳しいはず。
ある程度細身=骨量が薄くてパーツが軽く動くのでいいバネがある馬を評価します。

注目は集まりますが、クリノアリエルは前走好時計勝ちした内容が優秀。
かつて3歳時に未勝利を脱出できなかった馬で、だいぶ遅咲き。地方ダートや中距離を使っていた時期が長く、1200mは昨年夏が初挑戦。6歳ですがだいぶフレッシュさがある方だと思います。
前走時418kgと小ぶりですが、それこそ細身のバネ型。ディープインパクト牝馬らしいバネの良さを発揮できている、のが大事かと。
クーファウェヌスは500kg大台に前走乗った馬で、お尻は大分発達していますが、蹄が薄くて腿から飛節、さらに後肢の管にかけてやや薄い骨組み。
時計の掛かる馬場やノメりやすい馬場で負けて、スピード馬場で勝ち負けしてる馬。休み明けで仕上がりがどの程度かは見たいですが、スピード比べで良い方でしょう。

阪神11R
阪急杯
◎02.ダノンファンタジー
△13.ジャンダルム
△17.ベストアクター
△03.カツジ
△11.ザイツィンガー

昨年末の阪神カップは、断然人気(単勝1.5倍)に支持されたインディチャンプを尻目に、ダノンファンタジーの圧勝で決着しました。インディチャンプはだいぶ遅れた3着。
1分20秒台を切る真っ当なスピード決着で、0.4秒差をつけられるというのは、もうまともにスピード性能と適性に大きな差があるということ。
過去の実績からインディチャンプはまだ人気を集めますが、この条件で2頭を並べて、まだダノンファンタジーを下げてインディチャンプを上げる根拠は皆無。
マイルを走る性能が高すぎるために、1400mだと脚の使い方がハマらないのでしょう。追い切りもイマイチピント外れの動きに見えます。

阪神Cではこの2頭にマルターズディオサが割って入れたように、強い馬が条件に合わない浮つく走りをする隙に、何らかの紛れはあるはず。
カツジは逃げの手に出なかったとしても、なかなか良いのでは?ベストアクターは1年ぶりですが、案外良い仕上がりに思えます。

中山11R
中山記念
◎08.ヒシイグアス
○12.パンサラッサ
▲01.トーセンスーリヤ
△07.バビット

ヒシイグアスはだいぶ運が良い馬なんでしょうかね。
中山金杯は前走3勝クラス1着だった馬のワンツーだったように、オープン&重賞に近走出走していた馬が全く働かなかったレース。
そして今回はG2に格上がり戦となるはずなのに、中山記念としては、近年に比べ強烈にレベルの低いメンバー構成になりました。
追いきりを見ても、軸が決まらないまま手先ブレブレで走っている馬だらけ。当日のパドックも、シャキッとした形で出てくる馬は片手以下しかいないのでは?このメンバーであれば、素直に中心視したいと思います。
相手は前で張って耐えられるタイプを評価したいところ。
やはり今の中山の馬場はだいぶ軽いようで、スピード性能必須のように感じました。内枠を引いて2列目以内を奪うか、逃げ馬と併走してどこまで耐えるかでしょう。
パンサラッサはかなり調子良さそうに見えましたし、これまで2000mを中心に使われてきましたが、1800mは絶対に向いているタイプ。







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