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阪神10R マーガレットS 如何にして乳酸が溜まっている状態で身体を動かし続けるか?が陸上の短距離選手(100mは別ですが)の課題だが、競走馬にも似たようなところがある。それは再三コラムで書き続けているがラスト1Fに耐久できるかである。ただラスト1Fだけに注目をしてしまうと、前半ゆったり入り、後半だけ頑張ったという馬に過剰評価し過ぎてしまうのでその点は注意したい。 話が逸れているので本題のマーガレットSのメンバーを見渡してみると、Bロングトレーンのラスト1F耐久力(持続力)がやや抜けている。前走は後方からのレースとなったが前半3Fを34秒9で通過し後半3Fを11.2-11.1-11.8で上がり切って差し切り勝ち。展開が向いたとはいえラスト11秒8は優秀な上がり。気性面への不安はあるが、まともに走れば。 ロングトレーンよりは耐久力が劣るが、安定感のあるGフォドラが相手筆頭。近2走こそ控えてのレースだが、テンの1F目を11秒台で走ることのできるダッシュ力は魅力的。ラスト1Fもここ3走は12秒4、12秒3、12秒1と減速度合いを抑えきれている。 ダッシュ力で言うとHリメスもかなり優れた馬。前走の中山ダート1200m戦ではテン1F目11秒7をマーク。これは本年の同コース最速タイのタイムである。(同1位は古馬OP戦ジャニュアリーS)耐久面は劣るが2,3着に残る可能性は大いにある。 ◎Bロングトレーン ○Gフォドラ ▲Hリメス ☆Dマイネルジェロディ



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