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★本日のメイン

小倉11R
帆柱山特別
◎02.コスモカルナック
○17.オルダージュ
▲18.マジックバローズ
△11.ニシノストーム

小倉の開催が始まって計6週が経過しました。
芝はどんどん荒れるばかり、みな外へ張りだすのみと考えていましたが、実際はずっと10℃以上の温暖な気候を背景に、随分芝が回復している様子。
直線のやや内を狙って伸びる馬もいますし、全体の決着時計も比較的速い水準を保っています。
金曜日時点では重馬場発表になっている小倉芝ですが、土曜日は快晴予報で風も強いので、メイン頃になれば極悪馬場のままではないはず。当日極端な偏りが出ていないか確認は必要でしょうけれども、追い込み馬がハマるような状況にはなりにくいだろうと見ています。
おそらくは直近に小倉同条件で強い競馬をした馬が、再現しやすい状況なのではないかと思っているのですが。

コスモカルナックは、前走が1年ぶりとのことですが、脚部不安の影響よりも、転厩ごたごたの影響の方が大きかったのでは?と思っています。馬体も増えてガッチリしていましたし、準備期間をしっかり取れて成長度合いも大きかったということなんでしょう。底を見せていない強みで。
オルタージュはしばらくダートを使われていましたが、馬体の線がかなり細くトモも薄めで、脚抜きの良い馬場でしか好走しないキャラでした。路線を芝に替えて案の定即対応。2勝クラスの高速馬場でも我慢が効いたように、スピードが問われる状況の方がセンスは活きます。今回も改めて。
ディープインパクト産駒ながら背の低い直飛節で、ピッチ走法明らかなマジックバローズは、今回1200m初挑戦ですがおそらく短い距離歓迎。ニシノストームはかつて小倉芝で2連勝したことがある大トビ大型馬。

阪神11R
仁川ステークス
◎04.マイネルユキツバキ
○10.ロードレガリス
▲12.カセドラルベル
△02.タイサイ

阪神ダート2000mはとにかく差し馬有利+脚長大型馬有利のスタミナ条件で、520kg超え大型馬をずっと評価していればいいコース。この仁川Sもその例に漏れません。
しかしどちらかというとこのレースは、あまり特殊な馬場状態になっていない過去歴も影響してか、とにかく人気馬が強力。過去数年遡っても1・2番人気同士の超人気決着がざらにあって、人気薄の馬がこの条件で力差を逆転する例が全くと言っていいほど起こっていません。
近走スランプ続きの馬が集まりがちなためか、当日走れる状態にあるキャラが数頭しかいないことが多く、チャンスのある馬はすぐに注目が集まってしまうのでしょう。
やや軽量有利の傾向もあるので、なるべくなら軽い馬を頭で評価したいのですが、ある程度人気でも仕方ない前提で考えるべき。

マイネルユキツバキは、ようやっとスランプから脱出しかけている様子。
1年以上も不振が続いていましたが、結構長い手足で骨量も多い530kg超えの体で、それをしっかり支える筋肉がそもそも衰えていたので、さもありなんといったところ。腰角の横が膨れて幅あるように見せますし、腰の位置を高く保てている現状は、かなり調子も上向いている方なのでしょう。アルデバランS自体もなかなかレベルは高かったです。
この馬自身は1900mや2100mを試して成績が出ている馬ではないのですが、後肢の管が長いタイプですし、そこそこ充実している分も含めて、足りてもいいのでは。川田騎手との相性も良さそうで。
ロードレガリスも体型的に似たようなところがあり、長い距離でかなり強い方でしょう。
カセドラルベルはやけに筋力豊富過ぎる巨漢牝馬。手先が弱い可能性はあるものの、ダートで変わってもおかしくない形はしています。

中山11R
幕張ステークス
◎01.ウインカーネリアン
○08.サクラトゥジュール
▲02.エイムアンドエンド
△05.オールイズウェル
△07.アドマイヤスコール

今週から中山開催に変わりますが、芝の状態はなかなかに良好だそうで。
1回東京開催を挟む間のたった4週しか休みがないので、年によって馬場のレベルは大分上下しますし、ひどい年はしょっぱなからノメり通しで相当悪く、開催序盤から外の追い込みが決まることもあるのですが、今年はだいぶいい方らしいです。
注目したいのは金曜発表の馬場のクッション値。最近の開催でもあまり見ていない、12.1が出ていてかなり硬いようです。1回中山、1回東京はこれよりもだいぶ軟らかい方でした。おそらくは相当速い時計が出ますし、スピードが必須なら前が止まらない状況になるでしょう。何らかの方向に偏りすぎる馬場状態を想定すべきだと思います。

パワーが活きるかどうかはわかりませんが、ウインカーネリアンは絶好枠からスンナリ行けるはず。血統構成的にも淡泊なスピードタイプですし、それでいて馬力はしっかりしている方。最初の隊列で7割8割決まる状況ではないかとみているので、好調キープさえしていれば。
サクラトゥジュールはもっと内の枠が欲しいのが本音ですが、東京でならマイル戦1分31秒7で勝ち上がった履歴がありますし、スピード持久力はだいぶ高い方です。前走は相手が弱すぎでしたが、有利な馬場を引けるならこのクラスでも。
エイムアンドエンドは1400m短いと感じる大トビ走法ですが、前走は盛り返す脚が間に合いました。本来はマイルで足りるスタミナがありますし、この枠を活かす競馬ができれば。
差し馬は明日の状況を見てから評価した方がいいでしょう。






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