スタッフコラム一覧へ戻る
阪神11R 京都記念
前走の有馬記念では10着と敗れたCラヴズオンリーユーだが、内容はそれほど悪いものではなかった。4コーナの出口で前が塞がり、追い出しが遅れる不利。ラストはキレるほどの脚は残っていなかったが、後半1Fをメンバー3位タイの12秒5で上がっており、完全に止まっていたわけではない。
近走不振馬が多いこのメンバーでは流石に負けられないか。
勝ち切れないが、安定感はあるAステイフーリッシュ。前走のAJCCにおける後半4Fラップは11.9-12.4-12.1-13.6と数字を見るだけではバテたと思ってしまうが、スタートから後半4Fまでを88秒3で通過した割には、後半4Fを50秒0で走り切れており、よく粘っていると評価できる。
今回も勝ち切るまでは厳しいも2,3着の筆頭候補にはなるだろう。
G1となると「持続力」が物足りないが、今回のメンバー的に通用しそうなのがIジナンボー。ラスト1Fは毎回12秒前半で走れている。これはまさにG2、G3クラスなら好走できるタイム。状態面は良く、この馬も2,3着筆頭候補。
前走のオリオンSで巧い立ち回りを見せたDダンスディライト。好位につけて脚を伸ばす競馬ができればチャンスがありそうだが、重賞ではそう上手くはいかないか。ネックとなるのが前半のダッシュ力。近5走のテン1F目平均は13秒52。テン2F目平均は11.9と重賞では追走に一苦労する数字。後方からのレースでもある程度は食い込めそうだが、中心視できるほどではなさそう。
Fワグネリアンは昨年の大阪杯並みのレースができれば食い込めそうだが、ノドの手術明けと状態面がどうか。好位に付けるダッシュ力は魅力的だが、今回は見送り。
予想印
◎Cラヴズオンリーユー
○Aステイフーリッシュ
▲Iジナンボー
△Dダンスディライト
△Gモズベッロ
スタッフコラム一覧へ戻る 1999-2024 JRDB, Inc.