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★本日のメイン

小倉11R
北九州短距離ステークス
◎09.スギノヴォルケーノ
○16.ヤマカツマーメイド
▲15.メイショウキョウジ
△17.イエローマリンバ
△11.メイショウカリン

折り返しの開催となる2回小倉ですが、やはりというか、どうしても芝は内が荒れている影響が出ています。
気温が上がり、1回小倉と比べて芝自体は多少復活してきていて、非常に速い時計が記録されているのですが、スタート直後の芝の出来というか、内外格差が顕著に出ているために、土曜日の2回小倉1日芝は外枠が強力な結果が続きました。いかにも外を回っているように見えても、距離ロスではないのでしょう。
ざっと見て抜きんでて強力な馬もいませんし、むしろ調子の悪い馬が多い低レベルオープンなら、外枠で揉まれず進んで流れに乗れる有利が相当結果に影響するはず。

フラットに見て時計の速い馬場で強いと感じるのは、スギノヴォルケーノ。
これまで下級条件でしか争っていないのに、既に1分7秒台で連対した履歴があるというのは、重賞レベルの超スピード馬が集まり、他馬に引っ張られた展開に拠る時計ではなく、ある程度自身の走破力で出した速い時計ということでしょう。
6歳以上高齢馬ばかりなのに、ベストタイムが1分7秒台に乗った馬が3頭しかいない組み合わせになっているので、時計を出せるアドバンテージはここでは大きいはずです。
履歴を更新できるのではないか?と注目しているのが、ヤマカツマーメイド。
芝1200はまだ2戦しかしておらず、両方ともキツイレベルの重馬場でした。完歩が小さいというより体が硬いタイプなので、さすがにちょっと条件が悪いと。いい枠を引けましたし、見直しできる要素があるのではないかと思っています。
メイショウキョウジも、小倉が得意ではあるのですが近走全くレースで反応せず。今回ブリンカーを装着(直近はチークピーシズ)しますし、体が痛んでないのできっかけ一つで変わってもいいのでは。

阪神11R
京都記念
◎05.ダンスディライト
○04.ラヴズオンリーユー
▲10.ジナンボー
△02.ステイフーリッシュ
△01.ハッピーグリン

今年も京都記念は少頭数。近走G2、G1出走の履歴がある馬がほとんどなのですが、1着、2着の履歴がほぼ見当たらない馬柱になっています。
G1級の実績も過去の話で、スランプ真っただ中にいる馬ばかり。
不振馬同士でぶつかった場合、巻き返せるのはどれなのか?あるいは、唯一の昇級馬ダンスディライトがどのレベルまで通用するのか。
阪神の芝が思ったよりも良い状態にあることも気遣うべきですが、前付けや早仕掛けを試みてペースが案外厳しく動くこともケアすべきでしょう。
個人的には、追い込みでも足りる展開になるのでは?と思っています。

ダンスディライト陣営のレース選択が見事にハマるのでは?他のメンバーと比べても阪神芝が滅法得意な馬。
指数的にはオープン重賞入着クラスとまだ差はあるものの、母ダンスインザムードの超良血で、兄弟・近親にも重賞好走馬が多数。体格もしっかりしていますし、格上げに怯むようなタイプには思えません。
他のメンバーがピークアウトしている有力馬だらけで、追走スピードが足りない、あるいは決め手がハマらないキャラばかり。競り合いにさえ持ち込めれば…でしょう。勝つチャンスは十分あると思います。
ラヴズオンリーユーとジナンボーは、相手弱化で確実に力を示すタイプ。追いきりの動きが非常に良く、3走前に良い競馬をしているハッピーグリンには注意。

東京11R
共同通信杯
◎03.ステラヴェローチェ
○11.シャフリヤール
▲08.レフトゥバーズ
△01.ディオスバリエンテ
△02.キングストンボーイ
×04.プラチナトレジャー

たとえ1kg余分に背負うとあっても、さすがに朝日杯FS2着馬は評価を下げられません。
ステラヴェローチェは不良馬場のサウジARCを好走後、朝日杯FSで一気に7秒も時計を詰めました。これだけ極端に馬場状況が変わる過程でどちらも勝ち負けに絡むのは、相当馬体の基礎がしっかりしていないとできません。
何か絶好調の馬に敗れる可能性はあっても、大敗は考えられません。素直に。
その他では、クイーンCと同じく、フレッシュな1戦1勝馬に注目すべきでしょう。
追いきりからはシャフリヤールの動きが目を惹きましたが、その他でも牝馬限定戦のクイーンCからこちらに出走を切り替えたレフトゥバーズ、勝ちっぷりの良かったディオスバリエンテらには目を向けたいです。

どちらにせよ、共同通信杯は妙な超人気薄が激走するレースではありません。せいぜい跳ねても6番人気以内で決着するレース。
パドックで再度チェックはしますが、ダメな馬のダメ加減は事前情報に現れがち。皐月賞に繋がるレベルなのか、前走の1勝で終わるレベルかは全然違います。下手な紛れは全く期待できない質の重賞だと言えるので、点数は絞りたい所。
1頭下げるなら、今回の1800mよりも長い距離しか使っていないエフフォーリア。







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