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★本日のメイン

小倉11R
関門橋ステークス
◎08.パンサラッサ
○03.ツーエムアロンソ
△06.ワールドウインズ
△09.ナルハヤ

小倉の芝は先週あたりから先行馬が残るようになっていますね。全面的に馬場が悪化しているために、外を回っても無駄…というのとは違うようです。
連日、晴れの日が続いて気温が上昇し、最高気温どころか平均気温が10℃を超える日が続いているために、芝が枯れるどころか復活している気配を感じます。
逃げ馬でもあまり嫌う必要なしと見た方がいいのかもしれません。

パンサラッサは、ここでは地力上位と見て良いのでは?
踏み込みが柔らかいタイプなのでダートは全く向きませんでした。ましてや先行勢総崩れの、中山的に考えてもなかなかのラップ。あの展開に巻き込まれたら、真っ当な馬でも度外視で良いでしょう。
ハナに拘らないタイプですし、何かに譲っての戦法も取れます。小倉も体型的に良い方ではないかと。
ツーエムアロンソは、中山でもだいぶ評価していたのですが、持ち味が生きたのは中京2000mでした。
前の組が激しくやり合う展開になってこそ、というズブ馬タイプですが、持て余し気味の長い手足を動かせる状態の良さがあると思うので、今は評価。
ワールドウインズは少頭数の楽な競馬ばかり戦ってきた印象なので、小倉で勝ってまた小倉の別コースへの昇級だと、ちょっと信頼度が下がります。勢いの良さは確かにありますが。

中京11R
きさらぎ賞
◎09.ランドオブリバティ
△07.ショウナンアレス
△04.ダノンジェネラル
△06.トーセンクライマー
△10.ドゥラモンド

追いきりの動きは、正直どれもあまり良く見えず、抜きんでて素晴らしい造りの馬は出てきていないと思います。
実際のところ、中京の芝が怖すぎてまともな力比べをさせてもらえなさそうなので、本当に強い馬(およびその陣営)は避けているのでしょう。
勝ち上がった時に0.1秒差以内の接戦で凌いだ馬ばかりで、どれも「時計掛かった時の我慢比べなら何とか…」という向きが多いです。
今年もおそらくスローの瞬発力勝負に見せかけた、スローの持久力勝負。思ったよりも逃げた馬が楽だった、というパターンになりそう。

ランドオブリバティは、復帰戦としてもこの状況は歓迎ではないかと。
もともと連勝していた時も、4コーナー出口で内ラチを避けるような仕草があり、なんだか変な挙動をしているなとは思っていましたが…。
本番になって、あんな最悪な形で出てしまうほどの悪癖だとは思いませんでした。内ラチそのものを目視で怖がる所があって、不意に反応してしまうのでしょう。
今の中京は末期馬場で、完全にラチ沿い2頭分ほどを馬群が避けて通りますし、むしろ視界に何も入れないように進んでも問題ない状況。しかもスタートは外枠。
ある程度矯正具をつけてくることになるとは思いますが、いざという時に馬群の外に逃げやすいように操作できる状況なのはいいでしょう。今度こそ実力を示してほしいところです。

逆に、ヨーホーレイクはホープフルSで勝負所の進路に恵まれた方。
逃げるランドオブリバティが突然視界から消えましたし、隊列好位外の馬が怯んだと同時に、スローの中団内にいながら1列前進できて、追い出す際の視界がまあまあ拓ける格好になりました。
結構出遅れる馬ですし、前肢の捌きが硬い方で器用さを活かした方がいいタイプ。ホープフルSの内枠で持ち味を生かしたうえに、状況にも恵まれたものと見ています。

東京11R
東京新聞杯
◎02.サトノウィザード
○10.カラテ
▲01.ダイワキャグニー
△06.プロディガルサン

土曜日の東京競馬を見ていても、芝はまずまず速い方でしょう。
土曜東京7R1勝クラスも、行った行ったの決着で時計が1分33秒0を記録。
そこまで抜けて良い馬体の馬ではなかったと思うんですが、メンバーの質以上に速い時計が出てしまう状況だというのは気遣いたいです。まず間違いなく内枠有利でしょう。

もう一つ言えば、東京新聞杯はそのあとG1で活躍するような馬でも、ここに限ると凡走が目立つレース。理由の5割以上が、仕上がりの中途半端さ。
今回の追い切りの動き、過程を見ても、まだ中途半端だなと感じる馬だらけ。
ヴァンドギャルドは今年もG1を狙いに行くぐらいの馬だと思いますが、それにしても酷い動きでしたね…。マイルCSより明らかに落ちてます。半年後を見据えた始動戦、というつもりでも仕方ない所だと思って予想すべき。

その意味でも、冬場をいい気配で使えていて好調確実な馬に注目。
サトノウィザードは出遅れが顕著で脚質に難のあるタイプではあるものの、ニューイヤーSのパドックでは結構目を惹きました。
レースではあんなことになりましたが、持ち味がハマりにくいコースなのは明らか。広いコースに出て見直したいところです。
カラテは前走、持ち時計を大幅に更新。長い手足を存分に振り回せるぐらいに、緊張感を増してきた印象です。他が大スランプ真っただ中の高齢馬だらけなので、この勢いは評価したいところ。
ダイワキャグニーも、意外と良い動きでした。58kgを背負うのは一見不利ですが、最内枠を引いてメンバー的に逃げイチ。
この大幅な距離短縮の過程でも戸惑わずポンと行けるのなら、相当有利です。






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