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昨年はスマイルカナがイーブンペースで引っ張り、結果的には「持続力」勝負に。レースによる展開の傾向はあまりなく、メンバーによって左右される。今年は距離延長組が半数を占め、さらにテンがそこそこ速いメンバーが集まった。 従って今年も「持続力」勝負に近い形になることを前提とする 最有力候補は前日時点で1番人気に指名されているGテンハッピーローズだろう。近3走の個別ラップはこんな感じ。 3走前:12.6-10.6-11.1-11.2-11.4-11.5 2走前:13.3-11.6-11.8-12.1-12.1-11.6-11.5-11.4 前走:13.0-11.6-12.2-12.5-12.1-11.1-11.1-11.7 この馬が優れているのは、スピードの乗せ方いわば「加速力」と、スピードを維持する「持続力」だろう。 前走は、上位2頭には「瞬発力」の差で敗れたものの、後半4F〜3F区間にかけて12.1から11.1までスピードを乗せることができたように、「加速力」の高さは示した。 2走前のサフラン賞は大外を回された分もあるが、12.1-11.6-11.5-11.4の加速ラップでフィニッシュ。「持続力」に関してはこのメンバーではトップだろう。 混戦模様の相手候補で浮上するのは距離延長が向きそうなのHファインルージュ。近2走の個別ラップは 2走前:12.7-11.3-11.8-12.4-12.0-11.5 前走:12.7-11.6-12.2-12.4-11.6-11.2-11.6 2走前の芝1200mの新馬戦は、距離が短かったことが明らかに分かるラップの刻み方。 前走もスローペースの恩恵はあるとはいえ、ラスト1Fは楽に11.6と200mの距離延長は全く問題ない。まだ走りに幼い面があるが、潜在能力の高さでカバーできる。 ◎Gテンハッピーローズ ○Hファインルージュ



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