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中京11R シンザン記念
ククナは?
金杯の週を見ている限りでは、「極端に後ろの位置からだと届かない」のが現在の中京芝コースであると推測される。となると、後ろからレースを進めることで能力を発揮するNククナは、今回は評価を下げざるを得ないか。
G1出走組は…?
朝日杯FS組からは2頭が出走。4着に好走したIバスラットレオンは先行力があり、今の中京の馬場に合いそう。
だが、近走の後半4F個別ラップ(公式基準)をみてみると…
3走前:12.0-11.9-12.1-13.2
2走前:12.0-11.7-11.5-12.7
前走:11.7-11.4-11.3-12.1
ペース、距離を考慮してもラスト1Fがやや掛かりすぎな印象。現時点では
「好走はできるが、勝つまでは厳しい」
と評価する。
朝日杯FS6着と善戦したLロードマックスは、2走前(京王杯2歳S)の後半3Fラップ11.3-10.6-11.8は優秀な上がりで2着。ただ、この馬の持ち味を活かすには「後方から」のレースが現状最適か。となるとククナと同様にあまり高い評価はできない。
では中心視するのは…?
ここで浮上してくる馬はDダディーズビビット。直前の乗り替わりは痛いが、ある程度の先行力があり、そのまま押し切る能力もある。
超不良馬場の2走前は度外視するとして、前走、3走前の後半4F個別ラップは
3走前:12.3-11.5-11.0-11.6
前走:12.0-11.3-11.0-11.5
ペース、馬場状態を考慮に入れても優秀な上がりをマーク。テンの1F目があまり速いタイプではないが、今回のメンバーを見る限りでは、前目でレースを進めることができそう。
キャリアは浅いが…
今回が2戦目となるJレゾンドゥスリール。前走の新馬戦は後半ラップが優秀であった。
前走後半4Fラップ:11.7-11.0-10.6-11.8
道中掛かりながらも終いまでバテなかった点は評価できる。テンの1F目が13.7と遅い点が今回の不安材料ではあるが、基礎能力は高い。
◎Dダディーズビビット
▲Iバスラットレオン
▲Jレゾンドゥスリール
△Bルークズネスト
前走は後半のラップタイムこそ平凡だが、走破タイム1分33秒6は優秀。先行する力がある点も魅力的。
△Nククナ
基礎能力は高い(特に瞬発力)が、上記のような理由で△印に。
☆Kピクシーナイト
☆Lロードマックス
☆印は状態面を加味しての評価
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