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★本日のメイン

中山11R
ニューイヤーステークス
◎06.ロフティフレーズ
◎16.サトノウィザード
▲03.アルーシャ
△13.ミラアイトーン

年明け初日の競馬を見ての判断ですが、中山の芝は思ったよりも良い方でした。
仮柵をCコースに出した効果が結構あって、内ラチ沿いはほとんど問題なし。ただ、内回りコースと合流し始める4コーナー以降、ラチ沿い2頭分が目立って悪く、直線は明らかにラチを避けて通った方が良い状況です。
例年通り馬力が要る芝のようで、全体に時計・上がりが掛かると。500kg前後の体格がないと厳しそうで差し脚質の方がベター。逆にスピード性能がクラスの壁はあまりなさそうです。

今週末の中山競馬場は、晴れはするもののだいぶ冷え込むようです。5℃前後?
ニューイヤーSは金杯の次の日か2週目にて行われるレースですが、冷え込みが本当に厳しくなるシーズンなのも影響するのか、前走1着馬が毎年強力。同時に、近走不振馬(2走続けて大敗)の巻き返しが非常に少ない傾向です。寒い時期に高いレベルで動けていることが、かなり重要。
12月31日の栗東では雪が降っていましたし、満足に調教できる環境下にない背景もやや影響してくるのでしょう。ざっくり、近走不振馬を軽視していいレースです。

中山金杯も、3勝クラス勝馬のワンツーで決着していましたが、ここでも期待したいのは同じように3勝クラスを勝ち上がったばかりの2頭。
ロフティフレーズは前走市川Sを勝利。市川Sは5回中山の芝1600m3勝クラス。この市川Sを勝った馬は、ニューイヤーS過去5年で3頭出走していて、全て連対しています。この時期のレースは調子持続がかなり大事で、クラスの壁がない証拠と言えます。
サトノウィザードも単純に馬体センスが高く脚力のある馬ですし、おそらくパドックで見比べても全く見劣りしないと思うので、推奨できる対象。
他は当日の仕上がり注目。
クラヴァシュドールは基本広いコース向きですし、いい条件だともいいリズムにも思えません。

中京11R
淀短距離ステークス
◎05.ジョーアラビカ
○09.カッパツハッチ
▲07.アイラブテーラー
△08.ロードアクア


基本的にニューイヤーSと一緒で、11月末から12月にかけての短距離OPで、上位の着順を奪えている「冬場でもサクサク動く調子の良い馬」を選ぶべきレース。
過去5年の勝馬は全て前走1着or2着ばかり。
中京に場所が変わったとしても、さすがにこの傾向が崩れるわけはないと思います。

しかし、ざっくり今回のメンバーを見渡すと、とにかく近走不振の馬だらけですね。
重賞で敗れて今回は相手弱化での巻き返し狙い…の馬ばかりですが、果たして当日の仕上がりはどんなものなのでしょうか。
当然、真っ先に注目は前走内容が一番真っ当な2着でローテーションも良く、川田騎手と抜群に相性の良いジョーアラビカ。
昨年夏はグズグズに太目が残っていて腰砕けだった時期があり、明らかにスランプだったと思うのですが、その底を抜けてから内容が一変。どう見ても不器用そうなタイプなのに、川田騎手だと内枠でも捌いてきます。
他は確実に集中できていると言える状態の馬が少ないです。前走、同じタンザナイトSでほぼタイム差なし4着のアイラブテーラーを評価するか、あるいはルミエールADで2着したカッパツハッチを評価するかです。
カッパツハッチは今回逃げイチのように思えますし馬場有利っぽいのですがどうでしょう。






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