前日情報へ戻る



まだまだ収まる気配のないコロナ禍の真っ直中ですが、ともあれ競馬も明日で一区切り。現場へ行けないストレスはあるものの、最終日まで中止することなくこぎ着けられたことには感謝しかありません。来年はどうなっているか分かりませんが、まずは皆様にとって良い有馬記念になりますように。今年も大変お世話になりました。
中山11R 有馬記念

◎10番カレンブーケドール
○6番キセキ
▲9番クロノジェネシス
注5番ワールドプレミア
△13番フィエールマン
△12番オーソリティ

 前日になっても悩んだ有馬記念はあまり記憶にないが、それほど今年は悩ましい。馬の力ならクロノジェネシス、フィエールマンの2頭で良いのだが、土曜日の極端な内枠、前残りな状況を見ては素直に決まるとは思えない。
 クロノジェネシスの不安点は鞍上。土曜日に数年ぶりに中山の芝で勝ちはしたが、最終レースの騎乗を見るとそれほど馬場を掴めている訳では無さそう。控えて外を回らされると厳しい馬場だけに、どれだけ強気な競馬ができるかがカギになる。
 フィエールマンは外枠が辛い。昨年と同様に早めの仕掛けになると厳しいので、ある程度の位置が取れるかは鞍上頼みになってしまう。
 そこで消去法的な形で残ったのがカレンブーケドール。前走でいつGIを勝ってもおかしくないだけの力は見せたが、決め手比べだとやはり勝ち切れない。積極的に運んでくれそうな鞍上に乗り替わるのを歓迎して、あと一押しに期待する。
 速い上がりが不要な状況なら、キセキにも目がありそうだ。折り合いを欠いた前走はともかくそれ以外は悪くない内容を続けており、まだ衰えてはいないはず。ハビットが作るであろう流れに恵まれれば。
 あとは長期休養明けを叩かれての上積みは大きそうな2頭を。



阪神11R ギャラクシーS

◎12番メイショウテンスイ
○16番スマートセラヴィー
注2番ヴァニラアイス

 走る度に成長を見せているメイショウテンスイ。55キロなら恵まれた方で、ここも順当に勝ち負けになりそうだ。
 スマートセラヴィーは今回もこの馬にとっては絶好となる大外枠。こちらもハンデは恵まれた印象があり、前走だけ走れれば連勝のチャンスだろう。
 ヴァニラアイスは決め手の面で一枚見劣るが、今回は内枠と軽ハンデ。乗り替わりは微妙だが、上手く運ぶことができれば。


阪神12R ファイナルS

◎12番メモリーコロネット
○5番ステイオンザトップ
▲9番レノーア
注1番ガゼボ
△6番メイショウチタンン

 混戦だが、上位人気で決まりそうなメンバー。どれも決め手に欠けるだけに、今回が初ブリンカー装着で分かりやすい変わり身が期待できるメモリーコロネットを上に取る。適距離とひと叩きで上積みが大きそうなレノーアも魅力だが、最終週の馬場がどうか。





前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||