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★本日のメイン

中山11R
ホープフルステークス
◎10.ダノンザキッド
○03.ランドオブリバティ
▲09.アオイショー
△11.タイトルホルダー
△01.オーソクレース

中山はだいぶ馬場が荒れては来ているものの、極端な外伸び傾向などにはなっていません。荒れたように見える内でも我慢は効きますし、結局はスタミナと体力が必須。
まだ馬体が若く、鍛えるべき箇所の多い2歳馬にとってはかなりタフです。
仕上げも難しくなる冬場で、傷を抱えて満足に動けていない馬で足りるわけがないと。掛かる馬も短距離馬も序盤から殺到してきますし、確実に大半が3コーナー過ぎでもう消耗してしまう展開となるでしょう。
馬体がしっかりしている度合い、完成度が現状どれだけあるか。このことが単純に問われるので、ホープフルSは単純に荒れにくいです。
世間からの評価が集中する人気馬が崩れにくく、力の足りない履歴の穴馬が食い込む余地が、大いに狭まるレース。

今回はダノンザキッドが唯一の重賞勝ち馬となる相手関係ですが、こうなると何らかの弱点があったとしても評価するべきでしょう。
前回大幅な馬体増でしたが、緩んだ様子は一切感じられませんでしたし、レースでもむしろ大きく成長を見せられました。東京で見た、現状の2歳馬なら完成度ナンバーワンでしょう。やはり真っ先に評価すべき1頭かと思います。

ランドオブリバティは、今回休み明けとなりますが、中山コースにて器用な立ち回りを既に見せていますし、単純にその内容自体のレベルが高い方です。
四肢の回転が素早く、後肢にもきっちりバネが活きていますし、キックバックの強さと足の速さを両立できています。追いきりを見てもその精度が十分にあります。
アオイショーは新馬勝ちからのぶっつけ挑戦となりますが、脚運びの質が良くて、確り加速する自分の形を持っています。折り合い面で苦労がないのもいいです。必ず評価しておきたいですね。

阪神11R
阪神カップ
◎06.ダノンファンタジー
○16.マルターズディオサ
▲12.インディチャンプ
△07.ステルヴィオ

例年であれば、連続開催最終週で馬場状態は相当にボロボロ。内ラチ沿いを進む馬が単純に不利で、外を回る馬、外枠を引いた馬の有利が結構大きくなるシチュエーション。
しかし今年は、雨の中の開催がなかったのが幸いしたのか、阪神の芝は絶好。2歳G1は牡牝どちらもレコードを更新する決着となりましたし、とにかくスピードが要求されていて、時計のレベルが全く落ちていません。荒れた内を回ってもあまり問題ありませんし、むしろ4コーナー外の方が不利そう。
追いきりを見ても、なかなかピークの仕上げに合わせるのが難しそうなのに、資質としてスピード性能がかなり要求されている、なかなか難しい状況です。
レコード勝ち実績がある馬だったり、レベルの高いメンバー相手に時計の速い決着で好走している馬を評価したい所。

追いきりでシャキシャキ動けている中から評価するなら、ダノンファンタジーは今回いい条件なのではないかと。
ピッチ走法タイプで脚抜きの良い芝の方が向くタイプで、ローズSでレコード勝ちがある反面、前走のように馬場悪化はほとほと堪えるタイプ。
ちょっとここ最近いいところを見せられずにいますが、非根幹距離の方が良さそうなタイプにも見えますし、王道を進み過ぎていい条件に当たらなかっただけではないかと。久々に短距離に向かいますが、今回はいい条件なのではないかと思います。
マルターズディオサはだいぶ好調をキープしていて直前追いきりのキレが抜群。
この馬も履歴としては開催前半のレースが得意で、距離を延ばしても微妙で、外差し寄りのタフな馬場、展開が激しい条件は苦手。スピード持久力を比べて、後半の落ちが少ないラップがいいタイプ。
1400m以下の距離は初にはなるのですが、この馬もかなり向いているのではないかと思っています。

インディチャンプも当然評価すべきなのですが、ステイゴールド産駒がこれまで1400m芝重賞勝ちがありませんし、この馬はマイルにピークが合い過ぎているタイプのようにも思うので不安は感じます。
フィアーノロマーノは昨年ほどのデキにないように感じました。






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